輝(き)らりキッズ 目指すはプロのサックス奏者

ふれあいコンサート出演を控(ひか)え、楽屋前の通路で練習する長尾省吾君=益田市常盤町、島根県芸術文化センター・グラントワ
吹奏(すいそう)楽部とレッスンで腕磨(うでみが)く

 県内コンクールで入賞(にゅうしょう)

 益田(ますだ)中2年 長尾 省吾(ながお しょうご)君



 高らかな澄(す)んだ音色(ねいろ)から渋(しぶ)い音色まで、吹(ふ)き方によってさまざまな表現(ひょうげん)ができる楽器がサックスです。

 ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスがあり、アルトサックスとテナーサックスが一般(いっぱん)的です。

 益田(ますだ)市立益田中学校(益田市栄町(さかえまち))の吹奏(すいそう)楽部(野坂(のさか)みどり部長、35人)でアルトサックスを担当(たんとう)する同校2年、長尾省吾(ながおしょうご)君(14)は、プロのサックス奏者(そうしゃ)を目指して頑張(がんば)っています。

 テナーサックスを楽しんでいる父親の健治(けんじ)さん(51)の勧(すす)めで、益田市立吉田(よしだ)小学校(益田市中(なか)吉田町)4年のときサックスを始め、同校吹奏楽部に入り、益田中でも吹奏楽部に入りました。

 「ソロ(独奏(どくそう))がいっぱいあり、メロディーが吹(ふ)けるのが魅力(みりょく)です」とはにかんだ表情(ひょうじょう)で話します。

益田中学校吹奏楽部のメンバーと一緒(いっしょ)に部活動に励(はげ)む長尾省吾君(中央)=益田市栄町、同校
 腕(うで)を磨(みが)こうと昨年11月、雲南(うんなん)市加茂(かも)町のラメールであった、島根県内の小中学生を対象にした「ラメール小中学校管弦打(かんげんだ)独奏コンクール」に初参加し、結果は銅賞(どうしょう)でした。「自分の力がよく分かり、勉強になりました」と振(ふ)り返ります。

 益田中吹奏楽部の顧問(こもん)を務(つと)める松井友子(まついともこ)先生(54)と、部長の野坂さん(14)が「真面目(まじめ)な練習態度(たいど)」と口をそろえるように、真剣(しんけん)に楽器に向き合う長尾君。

 毎月2回、益田市内の長尾君宅を訪(おとず)れ指導(しどう)しているサックス講師(こうし)の杉本孝一(すぎもとこういち)さん(37)は「こつこつ取り組んでいる。部活動とともにソロも頑張ってほしい。将来(しょうらい)が楽しみ」と話します。

 5月17日には、益田市常盤(ときわ)町の島根県芸術(げいじゅつ)文化センター・グラントワであった「第5回ふれあいコンサートin(イン)益田」に益田中吹奏楽部のメンバーとして出演(しゅつえん)しました。

 本番終了後(しゅうりょうご)、演じた感想を聞いてみると「練習してきた成果が出せました」と笑顔で話してくれました。

 健治さんは「音を楽しんでほしい。自分が楽しめば、相手に伝わる」と話し、長尾君を温かい目で見守っています。

 「音楽大学)に進学し、なれるものならプロになりたい」と話す長尾君。これからも、さまざまなステージでの出演を通して、夢(ゆめ)に向かって突(つ)き進んでいきます。


≪プロフィル≫

【好きな色】黒

【好きな食べ物】カレーライス

【好きな曲】アルセナール

【好きな教科】音楽

2015年6月3日 無断転載禁止

こども新聞