年金機構名乗る電話は詐欺

【相談】

 「年金機構」と名乗って電話がかかり「年金のことで話がある」と言われた。不審に思い、話も聞かずに電話を切ったが不安になってきた。今後どういうことに気をつければいいか。


【アドバイス】

 先日、日本年金機構へのサイバー攻撃で、約125万件の個人情報が流出したことが発覚しました。その後、全国各地の高齢者に「漏れた情報を消します」などといった不審な電話が相次いでかかっています。

 日本年金機構の職員などをかたった詐欺グループによって個人情報が不正に聞き出され、新たな振り込め詐欺の被害が発生するのではないかと心配される中、島根県内でも相談事例のような不審な電話や、年金のアンケートと言って年齢を尋ねられたケースが確認されました。全国では実際に被害が発生しています。

 年金の個人情報流出に関して、日本年金機構や消費者センター、その他の公的機関の職員が消費者にいきなり電話をかけ、個人情報を聞き出すことはありません。日本年金機構から情報が流出した加入者には、同機構が文書で通知します。個人情報を聞き出したりする不審な電話には対応せず、すぐに電話を切るようにしましょう。

 普段から「あなたの個人情報が漏れているので削除してあげる」などといった不審な電話には、注意しましょう! その費用として金銭をだまし取るのが典型的な手口です。不審な電話やメール、訪問などがあったら、すぐに消費者センターにご相談ください。情報提供もお願いします。

 なお、日本年金機構は専用電話窓口で問い合わせを受け付けています。フリーダイヤル(0120)818211に連絡してください。年金事務所や警察も相談に応じています。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2015年7月1日 無断転載禁止