輝(き)らりキッズ 武道「太道」で精神鍛錬

太道の練習に打ち込む宮原愛さん=大田市大田町、大田総合体育館
突(つ)きやけり大きなかけ声

 山陰(さんいん)大会など上位入賞

 大田(おおだ)一中1年 宮原 愛(みやはら あい)さん



 大田(おおだ)市大田町の大田総合(そうごう)体育館で、子どもたちが突(つ)きやけりを中心とした武道(ぶどう)「太道(たいどう)」の練習に打ち込(こ)んでいます。その中に大きなかけ声を発しながら気合を込める、大田市立第一中学校1年の宮原愛(みやはらあい)さん(12)の姿(すがた)がありました。太道の各種大会で上位入賞するなど結果を残しています。「意識(いしき)してガードを固めることが課題」とし、さらなる成長(せいちょう)を目指しています。

 宮原さんは日本太道連盟奥旨塾(れんめいおうしじゅく)島根支部大田道場に所属(しょぞく)しています。小学校3年生のころに道場を見学し、活気あふれる練習を見て「かっこいい」と感じ、太道を始めました。宮原さんの両親も武道を通して「精神面(せいしんめん)を鍛(きた)えてほしい」との願いを持っていたようです。

 現在(げんざい)、大田道場には小学生から40歳(さい)代までの約30人が所属しており、白枝陽介(しろえだようすけ)島根支部長の指導(しどう)で週1回1時間ほど、突きやけりなどの基本(きほん)練習や実戦形式の練習を行います。「みんな仲が良く、とても楽しい」と練習に取り組んでいます。「技(わざ)が決まった時はうれしい」と太道の魅力(みりょく)を語ります。

指導者の白枝陽介島根支部長(左)からアドバイスを受ける宮原愛さん(左から2人目)ら
 太道の主な大会は春の「錬成(れんせい)大会」や夏の「西日本大会」、秋の「山陰(さんいん)選手権(けん)大会」などがあり、奥旨塾が主催(しゅさい)しています。奥旨塾の広島支部(しぶ)や滋賀(しが)支部など県内外の各支部道場に所属する選手が大会に参加し、部門ごとにトーナメント戦で競います。

 宮原さんが参加する「少年少女の部」は、突きやけりの打撃(だげき)でポイントを競います。

 上段(じょうだん)げりを得意とし、冷静沈着(れいせいちんちゃく)で相手の動きをしっかりと見て状況判断(じょうきょうはんだん)することができます。「負けず嫌(ぎら)い」で、道場での練習のほか、自宅では腕(うで)立てや腹筋(ふっきん)など筋力トレーニングも精力的にこなし、力を付けています。

 練習やトレーニングの成果は現(あらわ)れ、小学校中学年のころから上位入賞を繰(く)り返しており、近年では2014年に開かれた「山陰選手権大会」で優勝(ゆうしょう)し、中学進学後の今年4月に開催された「錬成大会」では準(じゅん)優勝しました。

 練習に熱を入れている宮原さんは「中学2、3年生にも負けないように毎日努力を重ねて大会で優勝したい」と意気込(ご)みを語りました。


≪プロフィル≫

【好きな科目】英語と体育

【好きな食べ物】フルーツ

【尊敬(そんけい)する人】水泳の北島康介(きたじまこうすけ)

2015年7月1日 無断転載禁止

こども新聞