輝(き)らりキッズ 「栄冠再び」歌と演技に励む

最年少1位を自信にして、今年の松江プラバ音楽コンクールや松江プラバ少年少女合唱隊定期演奏会での目標を持って練習に励む坂本てまりさん=松江市雑賀町、雑賀公民館
ミュージカル(定期演奏会)にも意欲(いよく)

 音楽コンクールで最年少1位

 松江プラバ少年少女合唱隊 坂本てまりさん(母衣(ほろ)小5年)



 昨年12月の「第12回松江プラバ音楽コンクール」小学校歌唱部門で、坂本てまりさん(10)=松江市立母衣(ほろ)小学校5年生=は1位の最年少記録を塗(ぬ)り替(か)えました。今年も1位を目指すとともに、所属(しょぞく)する松江プラバ少年少女合唱隊が11月に開く定期演奏(えんそう)会のミュージカルでやりたい役に選ばれるよう、歌と演技(えんぎ)の練習に励(はげ)んでいます。

 坂本さんは小学校2年生の時、合唱隊に入っていた姉のつづみさん(15)=島根大付属(ふぞく)中学校3年生=が出演した定期演奏会を見て心が動き、入隊しました。

 週2回の練習で、一緒(いっしょ)に合唱したり、踊(おど)ったりしながら、休憩(きゅうけい)時間に「鬼(おに)ごっこ」や「だるまさんがころんだ」をして遊ぶのが、とても楽しかったと振(ふ)り返ります。

 3年生の時、初めて参加した定期演奏会で、少しだけ歌のソロをもらいました。いろいろな人に「透明(とうめい)感があって、とてもきれいな歌声だった」とほめてもらい、自分でも「歌も演技も頑張(がんば)った」と思ったら、自然に涙(なみだ)が出ました。

渡邊志津子さん(右)の指導で、楽しく練習する松江プラバ少年少女合唱隊の隊員=松江市雑賀町、雑賀公民館
 独唱(どくしょう)に興味(きょうみ)が出て翌(よく)月、初挑戦(ちょうせん)した松江プラバ音楽コンクールで銀賞。「来年は絶対(ぜったい)、金賞を取りたい」と誓(ちか)って参加したコンクールで4年生ながら金賞に入り、その中で歴代最年少の1位になりました。「初めての表彰経験(ひょうしょうけいけん)でとてもうれしかった」と話します。

 目標は、今年12月のコンクールできちんと歌って再(ふたた)び1位になることと、11月の定期演奏会「ライオンキング」に向けて、7月のオーディションで希望する役をもらうことです。

 小学生、中学生と高校生約70人の隊員の指導者(しどうしゃ)・渡邊志津子(わたなべしずこ)さんが「響(ひび)いた声で丁寧(ていねい)に歌って」と教えた箇所(かしょ)を、自分で工夫(くふう)して楽譜(がくふ)にメモして、練習時に気をつけています。

 おなかの中にいるときはつづみさんが、生まれてからは母親の千晶(ちあき)さんが童謡(どうよう)を歌ってくれたり、今は家族で12月の「県民手づくり第九(だいく)コンサートin島根」の合唱に参加するなど、音楽に理解(りかい)ある環境(かんきょう)で育っています。

 「小さいころは引っ込(こ)み思案(じあん)で恥(は)ずかしがり屋でしたが、目標を立てて頑張れるようになりました」(千晶さん)。変顔(へんがお)で周りの人を笑わせるひょうきんな面もあります。

 「これからもコンクールとミュージカルに頑張りたい」と意欲(いよく)を語る坂本さんに、渡邊さんは「これまでの隊員の中でも特筆できるくらい、とてもしっかりしている」と努力や練習ぶりを評価(ひょうか)。音楽性(せい)にも表現(ひょうげん)力にも期待をかけています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】道徳(どうとく)・調理実習

【好きな歌手】渡邊志津子先生

【好きなタレント】乃木坂46の西野七瀬(ななせ)

【好きな漫画(まんが)】名探偵(たんてい)コナンのサイエンスシリーズ

【得意なこと】涙を出せること

2015年7月8日 無断転載禁止

こども新聞