輝(き)らりキッズ 夢は五輪トライアスロンに挑戦

真剣な表情で自転車の練習に励む若竹葵礼君=米子市皆生温泉3丁目の皆生プレイパーク
発祥(はっしょう)の地・米子(よなご)のスクールで練習

 地元大会の初V自信に

 若竹 葵礼(わかたけ きら)君 (福生東(ふくいけひがし)小5年)



 米子(よなご)市立福生東(ふくいけひがし)小5年の若竹葵礼(わかたけきら)君(10)=米子市皆生新田(かいけしんでん)2丁目=は、トライアスロンチームエフォーツのキッズスクールで練習に励(はげ)む期待の小学生です。昨年は地元のジュニアトライアスロン大会で初優勝(ゆうしょう)。今年は鳥取県や兵庫県などの大会に5、6回出場予定で「全部上位に入りたい」と目標を掲(かか)げます。

 トライアスロンは、水泳、自転車、マラソンの3種目の合計タイムを競います。「鉄人(てつじん)レース」とも呼(よ)ばれ、大人のレースではゴールまで10時間以上かかることもあるハードな競技です。

 でも若竹君は「エフォーツで、みんなと一緒(いっしょ)に練習できて楽しい。走るときは風に乗って気持ちが良い」と、つらさを感じさせません。

 若竹君は小学2年生のとき、母親の勧(すす)めで、当時住んでいた岡山(おかやま)県倉敷(くらしき)市のトライアスロン大会に初出場し、4位入賞。2年生の後半に、日本で最初にトライアスロン大会が開かれた米子市に引っ越(こ)したのを機に、地元のエフォーツに入りました。

仲間と会話しながら練習に取り組む若竹葵礼君(左)=米子市皆生温泉3丁目の皆生プレイパーク
 若竹君は、身長130センチ、体重28キロと小学生高学年としては小柄(こがら)ですが、体は引き締(し)まり、腹筋(ふっきん)は六つに割(わ)れています。

 得意の種目はマラソン。「後半が強い」と、体を大きく使う伸(の)びのあるフォームで、ゴールまでスピードを落とさず走り切る力があります。4歳(さい)のときからスイミングスクールに通い、泳ぎにも自信があります。

 昨年8月にあった「オールジャパンジュニアトライアスロンin伯耆(ほうき)」では、小学4年生男子の部に出場。マラソンでライバルを引き離(はな)し、3種目合計約5・4キロを18分57秒のタイムで初優勝しました。

 それでも自転車種目で「坂を降(お)りた後、重いギアのまま走ったので、スピードが落ちてしまった」と反省を口にします。自転車のこぎやすさを変える変速機を上手(じょうず)に使うことが今の課題だそうです。

 週1回練習するエフォーツキッズには、小学生37人が通っていて、若竹君の小学2年生の弟・慶育(のい)君(7)も参加。教える元五輪トライアスロン日本代表の小原工(おばらたくみ)コーチ(48)は「若竹君は能力(のうりょく)の高い選手。何でもできる子なので、成長に悪影響(あくえいきょう)がないように、やりすぎないよう伝えている」と話します。

 将来(しょうらい)について、若竹君は「小原コーチのようにオリンピックに出たい。優勝を目指して頑張(がんば)る」と世界最高峰(ほう)の舞台(ぶたい)に立つことを夢(ゆめ)見ています。


≪プロフィル≫

【好きな授業(じゅぎょう)】体育と算数

【好きなこと】けん玉

【好きなテレビ】スポンジ・ボブ

【好きな食べ物】イチゴ

2015年7月15日 無断転載禁止

こども新聞