合銀と印最大手行業務提携覚書締結

業務提携の覚書を手にする山陰合同銀行の石丸文男頭取(左)ら=松江市魚町、同行
 山陰合同銀行(島根県松江市魚町)は13日、インド最大の銀行、インドステイト銀行(SBI、ムンバイ市)と業務提携の覚書を締結した。インドに進出した山陰合銀の取引先企業に対し、SBIがルピー建てで融資するほか、SBIの取引先が山陰進出時には、山陰合銀が資金調達などで協力する。

 山陰合銀本店であった調印式で、同行の石丸文男頭取は、インドの経済発展や山陰インド協会の活動などを通じた日本とインドの経済交流拡大の機運に触れ、「取引先のインド進出と事業拡大に向け、協力したい」と述べた。同行は、松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」を生かし、インドのIT企業の誘致にも力を入れる考え。

 一方、SBIのアシュウィニ・クマール・ティワリ東アジア地区総代表は「有益なビジネスを開拓できる」と期待。特にインド国内では、都市化に伴い廃棄物処理の問題が顕在化しているとして、ニーズが高まる環境関連企業の進出を「歓迎する」と話した。

 SBIは近く、インドに進出した日系企業の相談窓口を現地に開設。山陰合銀は行員の派遣を検討するという。

 SBIが日本の銀行と提携するのは13行目。

2015年7月14日 無断転載禁止