松江シティ格上撃破 天皇杯初戦突破

 サッカーの第95回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は29日、1回戦23試合が各地で行われた。島根県代表の松江シティFC(中国リーグ)は1-0で、日本フットボールリーグ(JFL)第1ステージ4位で鹿児島県代表の鹿児島ユナイテッドFCを下し、島根勢4年ぶりの2回戦に進んだ。鳥取県代表のガイナーレ鳥取(J3)は延長の末、2-1でJ2のファジアーノ岡山を下した。松江シティは9月5日、等々力陸上競技場でJ1川崎フロンターレと、ガイナーレ鳥取は同9日、うまかな・よかなスタジアムでJ2ロアッソ熊本と、それぞれ2回戦で激突する。


 ▽1回戦

松江シテ 11-00 鹿児島ユ

ィFC   0-0  ナイテッ

           ドFC

          (鹿児島)

▽得点者【松】谷尾昂也

▽観衆 1124人



谷尾技あり決勝ゴール

【1回戦・松江シティFC-鹿児島ユナイテッドFC】前半16分、松江シティFCのFW谷尾昂也(左)がシュートを決め1-0と先制する=松江市営陸上競技場
 松江シティがリーグ戦を含め公式戦5試合ぶりのゴールを決めたエースの活躍で、JFL第1ステージ4位の格上クラブを退けた。

 シュート数で相手の4本を下回る2本と攻め手を欠く中、虎の子の決勝点を挙げたのがFW谷尾昂也。J1在籍経験のある点取り屋は「チャンスは少ない」と集中力を高めて臨んでいた。

 チャンスは前半16分、ゴール前で訪れた。マーク2人を背負った中央でボールを呼び、ワントラップでシュートコースをつくり出した。迷わず右足を振り抜き、相手GKの逆を突きネットを揺らした。

 中国リーグで2連覇を決めた第16節まで最近4試合ノーゴールと相手の厳しいマークを受けてきたが、「大事なところで取ってくれる」(MF実信憲明)と信頼は揺るぎない。期待に応え「チームを勝たせるゴールが奪えてよかった」と笑みがこぼれた。

 2回戦はJ1でも攻撃サッカーで鳴らす川崎フロンターレ。舞台はアウェーの等々力陸上競技場。古巣が相手となる谷尾は「やってやりますよ」と不敵に誓った。

2015年8月30日 無断転載禁止

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