架空請求メール 連絡せず、放っておく

【相談】

 携帯電話に「アダルト動画サイトの利用料金が未納。本日中に連絡しないと裁判をする」という内容のメールが届いた。業者に電話をかけると、履歴があると言われ、コンビニエンスストアでプリペイドカードを購入して支払うよう指示された。納得できない。


【アドバイス】

 この事例は関係のない人にさまざまな名目の料金を一方的に請求する「架空請求」の手口です。連絡をせず、放っておくことが最も良い対処方法ですが、相談者は業者に連絡をしているので、電話やメールで繰り返し請求される可能性があります。今後は知らない番号の電話には出ないようにし、メールも無視しましょう。

 架空請求メールの相談は以前から多く、「ワンクリック請求」とともに年間を通して最も多い相談事例です。ワンクリック請求とは、アダルトサイトの画像再生ボタンや年齢確認ボタンなどを1、2回クリックすると突然、会員登録したとして料金を請求される手口です。

 最近は相談事例のように、支払い方法としてコンビニでプリペイドカードを購入し、カード番号をファクスや、携帯電話などで写真を撮り「写メール」で送るよう指示されるケースが増えています。

 プリペイドカードは誰でも購入できる上、カードに記載された番号などが分かればインターネット上で簡単に使用できます。さらに、使用者の所在地や連絡先が特定されないという特徴もあります。このようなことから詐欺的な手口に使われ、被害に遭う場合は返金が困難になっています。

 こうしたトラブルに遭わないためには、まずは覚えのない請求にはメールの返信をしたり、電話をかけたりしないこと。他人から言われてプリペイドカードを購入したり、カードに記載された番号や記号を伝えたりしないことが重要です。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2015年10月7日 無断転載禁止