輝(き)らりキッズ 期待のスイマー見事優勝

来年3月の全国大会を目指して練習に励む梶谷奈月さん=松江市宍道町上来待の宍道B&G海洋センター
B&G全国Jr(ジュニア)水泳50メートル平泳ぎ小学3、4年の部

練習重ね才能(さいのう)磨(みが)く

 松江(まつえ)・来待(きまち)小4年 梶谷 奈月(かじたに なつき)さん


 この夏、東京都で開かれたB&G(ビーアンドジー)全国ジュニア水泳大会小学生女子3、4年の50メートル平泳ぎで、松江(まつえ)市立来待(きまち)小学校4年の梶谷奈月(かじたになつき)さん(10)=松江市宍道(しんじ)町西来待=が38秒88の好記録で優勝(ゆうしょう)しました。自宅(じたく)近くの宍道B&G海洋センター(松江市宍道町上(かみ)来待)で週5日の練習を重ね、記録を伸(の)ばしてきた期待のスイマーは「うれしかった」と笑顔を浮(う)かべ、さらなる成長を誓(ちか)っています。

 水泳を始めたのは3歳(さい)の時でした。姉の遥奈(はるな)さん(13)と楓奈(ふうな)さん(11)が通っていた宍道B&G海洋センターの水泳スクールで、2人が泳いでいる姿(すがた)を見て「自分も泳いでみたい」と思ったのがきっかけでした。

島根潤コーチ(手前右)のアドバイスを聞く梶谷奈月さん(左から4人目)=松江市宍道町上来待の宍道B&G海洋センター
 練習を続けて一番得意になったのが平泳ぎです。島根潤(じゅん)コーチ(43)が「自分の泳ぎやすいフォームを知っている」という天性(てんせい)の感覚で、水の抵抗(ていこう)を減(へ)らすよう水中姿勢(しせい)を真っすぐ保(たも)つことができます。

 多くの大会に出る中で発奮(はっぷん)材料となったのが昨年9月、広島県で開かれた中国小・中学高校生選手権(けん)でした。「表彰(ひょうしょう)台(3位以内)は確実(かくじつ)」(島根コーチ)とみられていましたが、42秒18のタイムで、3位とタッチの差の4位に終わり、悔(くや)し涙(なみだ)を流しました。

 大会が終わってからの練習は、スタート、ターン、タッチなど実際(じっさい)のレースを意識(いしき)して取り組みました。負けず嫌(ぎら)いな性格(せいかく)も手伝ってタイムを伸ばし、今年5月、広島県で開かれた中国春季大会は39秒55で優勝し、その後も島根県であった三つの大会で優勝しました。島根県予選で自己ベストの38秒52をマークして、自信をつかんで挑(いど)んだ8月のB&Gの全国ジュニア大会は、最初から「優勝を目指していた」そうです。

 スタートが決まり、水面に浮き上がる時には体一つ分、他の選手をリードしていました。その後も差を広げて、ゴールした時には2位を約7秒、10メートル近くも引き離(はな)しており、小学3、4年生部門の優秀選手賞にも輝(かがや)きました。

 この9月の中国小・中学高校生選手権は、自己記録更新(こうしん)の38秒27で2位となり、昨年は上がれなかった表彰台にも立ちました。今の目標は来年3月にある国内トップレベルの大会「全国ジュニアオリンピック春季大会」の出場です。「全国標準(ひょうじゅん)記録を突破(とっぱ)して絶対(ぜったい)に出場したい」と意気込(ご)み、練習に励(はげ)んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな科目】体育

【好きな食べ物】ピザ

【好きな歌手】E-girls(イーガールズ)

【好きな言葉】努力

【好きな水泳選手】渡部香生子(わたなべかなこ)選手

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】オリンピック選手


2015年10月14日 無断転載禁止

こども新聞