輝(き)らりキッズ ハンドボール頼もしい守護神

境港マリンバードの守護神として練習に励む若宮宏希君(右)=境港市中野町、市民第2体育館
的確指示(てきかくしじ)ゲーム組み立て

境港(さかいみなと)マリンバード主将(しゅしょう)
  若宮 宏希(わかみや ひろき)君(中浜(なかはま)小6年)


   ゴールキーパー


 京都府京田辺(きょうたなべ)市で7、8月に開かれた第28回全国小学生ハンドボール大会男子の部に、鳥取県代表として出場した「境港(さかいみなと)マリンバード」の主将(しゅしょう)、若宮宏希(わかみやひろき)君(12)=中浜(なかはま)小学校6年=は、ゴールキーパーとして活躍(かつやく)しています。

 若宮君が小学2年生のとき、友人に誘(さそ)われたのが、始めたきっかけでした。兄の司(つかさ)さん(17)=境高校2年=も、中学校の部活動でハンドボールを選んだこともあり、マリンバードに入りました。

 「友達と一緒(いっしょ)に話し合ってプレーできる」と、すぐに楽しさにはまった若宮君。

 転機は昨年夏でした。チームの監督(かんとく)を務(つと)める浜口靖(はまぐちやすし)さん(40)のすすめもあり、ゴールキーパーを担うことになりました。

浜口靖監督(右)の指示に耳を傾ける境港マリンバードの部員たち=境港市中野町、市民第2体育館
 ゴールを守る最後のとりでで、約6メートルのゴールエリアラインから投げ込(こ)まれる強烈(きょうれつ)なシュートを、体を張(は)って止めるのは、恐怖心(きょうふしん)との戦いです。「相手が投げるコースを見て動く」と、身長153センチの体全体を使い、相手のシュートを止めることに、全身全霊(れい)を傾けます。

 プレーヤーへの指示(しじ)も重要な仕事のひとつ。一人一人に向かって的確(てきかく)に声をかけ、ゲームを組み立てます。浜口さんも「運動能力(のうりょく)が高く、体が大きい。リーダーシップもある」と、信頼(しんらい)を寄(よ)せています。

 鳥取県内では、小学生のハンドボールチームは1チームしかありません。実戦経験(けいけん)は少ないのですが、実力は全国レベルです。

 夏の全国大会。予選リーグ初戦の兵庫県代表には、緊張(きんちょう)もあって14-19で惜敗(せきはい)したものの、実力を発揮(はっき)した第2試合は、宮崎(みやざき)県代表に20-11で快勝(かいしょう)しました。ただ、若宮君は「リーグを突破(とっぱ)できず、悔(くや)しかった」と振(ふ)り返ります。

 次の目標は、12月に高知市で開催(かいさい)される「第3回かつおカップ」です。中四国や近畿(きんき)地方の強豪(きょうごう)15チームが集まる大会で、上位を目指すため、練習に汗(あせ)を流しています。

 全国の強豪を倒(たお)すために「選手一人一人が意識(いしき)を高め、考えてプレーすることを徹底(てってい)しないといけない」と強調します。チームのまとめ役として、さらなる高みを目指します。

 来年度は中学生。「ハンドボール部に入って頑張(がんば)りたい」と目を輝(かがや)かせています。


≪プロフィル≫

【好きな科目】算数

【好きな食べ物】アイスクリーム

【好きな歌手】大原櫻子(さくらこ)

【好きな言葉】本気


2015年11月11日 無断転載禁止

こども新聞