出雲で濃淡鮮やかなキルト作品展 布澄会

鮮やかな色彩のタペストリーに見入る来場者
 「布澄会パッチワークキルト展」が20日、島根県出雲市浜町の縁結び交流館で始まった。昔話の一場面を盛り込んだタペストリーなど、会員の力作が来場者を引きつけている。22日まで。

 作品展は、山陰中央新報文化センター出雲教室の講座をはじめ、出雲市内外の6教室で指導する同市斐川町富村の山根澄枝さんと、受講生でつくる布澄会(40人)が毎年開催。21回目の今年は、会員が約2メートル四方の大作やかばんといった小物計300点を出品した。

 古布の濃淡を生かしながら、七宝や亀甲など日本古来の模様を取り入れた作品や、桃太郎やかぐや姫というなじみの昔話の一場面を一つの布に展開した作品が並び、来場者は「かわいらしい」と目を細めた。出雲市と文化観光友好都市のフランス・エビアン市の愛好者の作品も並んだ。

 出雲教室で学ぶ同市古志町の板倉敦子さん(71)は「いくつもの布を縫い合わせて作品が出来上がる喜びと楽しみを感じてほしい」と来場を呼びかけた。

2015年11月22日 無断転載禁止