島根・米子境港 「最近の中国情勢と日中関係」

     森 保裕氏
 岐路に立つ中国 平和発展か、覇権主義か?


  講 師  森 保裕(やすひろ)氏
              (共同通信論説副委員長)

  演 題  「最近の中国情勢と日中関係」



 山陰中央新報社の「島根政経懇話会」「米子境港政経クラブ」は、平成28年1月28日(木)・29日(金)に定例会を開催します。今回は、共同通信論説副委員長の森 保裕(もり・やすひろ)氏を講師に迎え、「最近の中国情勢と日中関係」と題してお話しいただきます。

  日中関係は国交正常化以来、最も厳しい局面にあると言われています。関係悪化の原因は▽領土問題▽歴史問題▽軍事面での相互不信の3点に集約され、さらに安倍総理の靖国神社参拝以来、対話の扉が閉ざされ、政治的に重大な障害になっている、と指摘する声もあります。

 森氏は共同通信で28年間、国際ニュースを担当。中国・台湾が専門で、中台で通算11年取材を続けてきました。約8年前に台北から帰任以来、特に関心のある日中関係、中国政治・外交、台湾問題を精力的に執筆・出稿しています。

 2014年はドイツ・ポーランド、15年は中韓(南京、元慰安婦問題など)を取材し、戦後70年の和解の可能性を探るルポを執筆。日中、中韓の和解への道のりはなお遠いというのが実感だと結んでいます。

 中国は平和発展を目指すか、覇権主義かの岐路に立っています。現代シルクロード構想や、アジアインフラ投資銀行設立という平和的な国際環境がなければ実現しえない構想を打ち出す一方、南シナ海で大規模な埋め立てを行うという強硬策に出ています。中国はなぜこうしたアンバランスな行動を取るのか、今後どうしようとしているのかを分析、予測していただきます。どうぞご期待下さい。


 <森 保裕氏のプロフィール>

 1957(昭和32)年3月、愛媛県新居浜市生まれ。早大第一文学部(中国文学専攻)卒業後、81年共同通信入社。松江、横浜支局を経て外信部記者。91~95年北京支局(長)、98~2001年中国総局長、05~08年台北支局長。帰任後、論説委員兼編集委員を経て14年から論説副委員長。中国・台湾問題を中心に特集記事、論説、コラムなどを執筆している。著書・論文に「中国年鑑」「どうなる日中関係~中国は日本の右傾化懸念」ほか。

    (本会は会員制です)


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2015年12月16日 無断転載禁止