新聞コンクールで奨励賞 ロドリゲスさん(隠岐島前高1年)

隠岐島前高校の図書室で新聞を読むロドリゲス慧海さん
 日本新聞協会の第6回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で、隠岐島前高校(海士町福井)1年のロドリゲス慧海(えみ)さん(16)の作品が奨励賞に選ばれ、島根県内唯一の入賞者となった。ロドリゲスさんは、福祉など皆が暮らしやすい社会づくりに将来携わる夢を描いており「未来に向けて新聞を活用したい」との思いを強めている。

 コンクールは新聞記事を家族や友達と一緒に読み、感想などを書いて記事と共に応募する企画。小、中、高校・高専の各部門に計3万9881編の応募があり、各部門の最優秀賞などのほか、奨励賞に計120編が選ばれた。県内からの応募は計48編だった。

 ロドリゲスさんが取り上げた記事は2015年7月10日付日本経済新聞の「訪問専門の診療所 解禁」。医師が高齢者宅などを定期的に訪れる訪問専門の診療所を国が認める方針と報じ、昨年亡くなった祖父の介護経験もあって目に留まったという。

 記事について東京都内に住む母と討論。「最初は良いと思ったが、在宅で介護ができない人もいる」と気づき、在宅だけでなく、病院や施設での介護も必要とする意見をまとめた。

 15年春に同校に島留学したロドリゲスさんは日頃、寮などで新聞をよく読むといい「貴重な情報源」と話している。

2016年1月7日 無断転載禁止

こども新聞