メルボルン発全豪日記 “小さな選手たち”も白熱

壁に開いた穴を狙い、ゲーム感覚でテニスを楽しむ男の子=メルボルン
 メルボルンパーク内の室内施設「ANZテニス ホットショッツ ファンゾーン」の楽しそうな様子に足が止まった。壁打ち、と言ってもいくつも開いている穴にボールを打ち込もうと、子どもたちがラケットを振っている。連日の行列だ。

 施設名の「テニス ホットショッツ」は3歳から11歳までオーストラリア国内約1100人が参加するテニスプログラムから来ている。全豪オープンの試合前のコイントスを行うのは、この中の子どもたち。今大会は3回戦敗退となったが、同国の新鋭、ニック・キリオス選手も参加していたという。

 小さな選手たちの熱中ぶりに島根県内でも行われているテニスイベント「プレイ・アンド・ステイ」が連想された。国際連盟が考案した普及プログラムで、通常より小さいコートで柔らかく大きいボールを使う。

 錦織圭選手の活躍を受けて「テニスのまちづくり」を目指し、松江市内の小学校で始まっている放課後のテニス体験も、楽しさは世界につながっている。

2016年1月23日 無断転載禁止

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