輝(き)らりキッズ バイオリン奏でる小学生姉妹

家でバイオリンの練習に励む坪倉なつみさん(左)、はるなさん=安来市安来町
目標は母とコンサートで演奏(えんそう)

 祖父(そふ)、母と3代の音楽家族

   坪倉(つぼくら)なつみさん(安来・社日小4年)、はるなさん(社日小3年)


 バイオリンの演奏(えんそう)が大好きな姉妹(しまい)が安来(やすぎ)市内にいます。同市安来町の坪倉(つぼくら)なつみさん(10)=社日(しゃにち)小4年=とはるなさん(8)=同3年=で、母と祖父(そふ)もアマチュア演奏家としてバイオリンを弾(ひ)く、親子3代の音楽家族です。

 2人の祖父角久夫(すみひさお)さん(65)は、山陰(さんいん)両県のアマ演奏家らでつくる「なかうみ交響楽団(こうきょうがくだん)」の団長、母親の美歌子(みかこ)さん(34)も毎年12月に松江(まつえ)市殿(との)町の島根県民会館で開かれる第九(だいく)コンサートにバイオリン奏者として参加しています。

 2人は、お母さんのコンサートの練習に同行するうち、自分たちもバイオリンを弾いてみたくなり、なつみさんは小学1年のころから、はるなさんは保育園(ほいくえん)の年長ごろから、それぞれバイオリン教室に通い始めました。父親の誠(まこと)さん(40)は楽器や演奏にはあまり詳(くわ)しくありませんが、「将来(しょうらい)、特技(とくぎ)にしてくれたらいい」と2人を応援(おうえん)してくれています。

家族でくつろぐ(左から)母・美歌子さん、なつみさん、はるなさん、父・誠さん=安来市安来町
 週1回のレッスン以外にも家で毎日練習。学校から帰ってくたくたでも、弦(げん)を手にすることは欠かしません。姉のなつみさんは「練習しながら曲の音程(おんてい)を覚えていくのが楽しい」と話します。なつみさんは、楽譜(がくふ)を見ながらなら40曲、はるなさんは20曲ぐらい弾けるそうです。

 母親の美歌子さんは2人の練習を見守り「(なつみさんは)のみ込みが早い」「(はるなさんは)うまく弾けなくて悔(くや)し涙(なみだ)を流すこともあるけど、あきらめない頑張(がんば)り屋」と評価(ひょうか)します。祖父の久夫さんも時々2人の演奏を聴(き)いてくれて、音を間違(まちが)うと注意されるそうです。とても優(やさ)しいおじいさんで、2人がバイオリンを始めると言った時、とても喜んでくれました。

 練習を離(はな)れた普段(ふだん)の性格(せいかく)は、しっかり屋のお姉ちゃんと、はずかしがり屋で優しい妹。2人とも3歳(さい)からピアノも習っていて、はるなさんはバイオリン以外の趣味(しゅみ)としてピアノ演奏も大好き。なつみさんはイラストを描(か)くのが好きだそうです。

 ことしの目標は、「お母さんと一緒(いっしょ)に第九コンサートで演奏すること」。これまで2人は同コンサートに歌で参加してきましたが、ことしはバイオリンでの共演を実現(じつげん)しようと、きょうも練習に励(はげ)んでいます。


≪プロフィル≫

【得意な演奏曲】

 崖(がけ)の上のポニョ(なつみさん)

 翼(つばさ)をください(はるなさん)


【新しく挑戦(ちょうせん)したい楽器】

 チェロ   (なつみさん)

 フルート  (はるなさん)


2016年2月3日 無断転載禁止

こども新聞