新聞「発展的学習に活用」 出雲で冬季セミナー

新聞記事を活用した授業などを報告するNIE実践指定校の教諭(右)
 新聞を教育に活用する「NIE」を実践する教育関係者らを対象にした「県NIE冬季セミナー」が20日、島根県出雲市斐川町上庄原の山陰中央新報製作センターで開かれた。県内のNIE実践指定校となっている小中学、高校計7校の指導者が取り組みを報告した。

 セミナーは、実践発表を通じ、参加者の情報交換や授業の充実を目的に県NIE研究会(会長・有馬毅一郎島根大学名誉教授)が主催。教育、マスコミ関係者ら約30人が参加した。

 出雲市立佐香小学校の吉広恭由子教諭は、新聞の写真を使って冬の食べ物や行事などを探したり、地域の良さを取材して新聞を作ったりと低、中、高学年それぞれに合わせた取り組みを紹介。「旬な話題が分かり、教科学習の発展的な学習として活用できる」と語った。

 島根大学付属中学校の前島美佐江教諭は、新聞記事を分かりやすい言葉に要約して発表するなど、3年生の社会の授業で行う実践内容を報告した。

 質問時間を設け、伝える生徒と聞く生徒双方のレベルアップを図るほか、新聞記事と、生徒が要約した原稿を廊下に掲示して他クラスと共有する工夫も紹介。「新聞を活用することで自分たちと社会のつながりを実感できる」と強調した。

2016年2月21日 無断転載禁止

こども新聞