水墨画家新田さん、益田・正法寺のふすま絵描く

ふすまの前で制作過程などを説明する新田芳道さん(左)
 島根県浜田市三隅町古市場在住の水墨画家、新田芳道さん(77)がこのほど、益田市横田町の正法寺本堂にあるふすま8枚に水墨画を描き、披露された。墨の濃淡で迫力ある竜を表現しており、集まった人たちの関心を集めた。

 同寺では来年10月、住職の「継職法要」が営まれる予定で、記念事業として本堂のふすま絵を新しくすることになった。

 ふすま1枚は縦2メートル、横1メートルで、4枚1組。山陰中央新報文化センター益田教室の講師を務める新田さんが依頼を受け、4匹の竜と菩薩(ぼさつ)を描いた。大きなサイズのため、構図を考えるのに1年、作業に3カ月を要したという新田さんは「白をいかに残すかを考えた」と制作意図を話した。

 同寺であった完成披露で須山羚治(れいじ)住職は「本堂の様子が変わり喜んでいる。多くの人に見ていただきたい」と感謝した。

2016年2月26日 無断転載禁止