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美又温泉にぎわい願い 地元旅館が和食店開店へ

地元の黒米や黒大豆を使ったご飯などを盛り込んだ御膳
 「美人の湯」として知られる美又温泉(島根県浜田市金城町追原)にある山根旅館が24日、地元の多彩な食材を使った和食店を館内にオープンする。地域で栽培されている黒米と黒大豆を料理に生かし、おかずのメーンは浜田漁港で水揚げされる新鮮な魚介の料理。「食」を切り口に、低迷が続く温泉街のにぎわい再生や地域の産業振興を目指す。

 黒大豆を原料にした豆腐や黒米焼酎の製造販売など、6次産業化に力を入れているNPO法人「美又ゆめエイト」が取り扱う食材を積極的に活用。黒米と黒大豆のご飯に加え、豆腐の製造過程で出るおからを使ったこんにゃくの煮物やサラダなどを、季節に応じて献立に盛り込む。

 メーンの一品は、浜田漁港で水揚げされる魚の刺し身と空揚げ、うちわエビのフライの3種類。いずれの御膳も、2千円を切る手頃な値段で提供する。

改装された店内で御膳料理を味わう内覧会出席者
 黒大豆製の豆腐を使った湯豆腐や揚げ出し豆腐なども試作し、今後、メニュー化を検討する。

 店名は「和食やまね」。畳敷きの宴会場を大幅に改修した1階の店内に、テーブル席を20席分用意した。開店に合わせ、建物の外観や玄関も改装した。総事業費は約3250万円で、県の補助事業を活用した。

 18日には、地元住民らを招いて内覧会を開き、山根克也料理長(60)と、次男で調理担当の淳平さん(29)が腕を振るった御膳を提供。出席者が、地元食材をふんだんに使った料理に舌鼓を打った。

 市によると、美又温泉への2014年度の入り込み客数は約6万5千人で、ピーク時の4割に満たない状況。山根料理長は「食の魅力を発信し、温泉街のにぎわい復活と地域の6次産業化推進につなげたい」と意気込む。

2016年3月20日 無断転載禁止