輝(き)らりキッズ 暗算7段 得意の珠算

真剣(しんけん)な表情でそろばんの練習をする、暗算7段の金吉叶太君=松江市北田町、坪内珠算学校北田校
「頭の中で計算面白い」

 坪内(つぼうち)珠算学校北田(きただ)校(松江)で習う

   小学3年 金吉 叶太(かねよし かなた)君(島根大付属(ふぞく)小)


 金吉叶太(かねよしかなた)君(9)=島根大学教育学部付属(ふぞく)小学校(松江(まつえ)市大輪町(だいりんちょう))3年=は珠算(しゅざん)が得意で、暗算は同年代では県内でも珍(めずら)しいという7段(だん)(全国珠算学校連盟主催(れんめいしゅさい)暗算段位検(けん)定(てい))の持ち主。「5年生までに9段に合格(ごうかく)したい」と高い目標を持ち、教室での練習に励(はげ)んでいます。

 金吉君が珠算を始めたのは4歳(さい)の時。母親の真美(まみ)さんが「育英北幼稚園(ようちえん)(松江市下東川津町(しもひがしかわつちょう))で年長(ねんちょう)さんがそろばんを披露(ひろう)する場面があり、叶太も来年、同じ舞台(ぶたい)で上手(じょうず)に発表してほしいと思った」ことがきっかけになって、そろばんを勧(すす)めました。

 坪内(つぼうち)珠算学校(本部・松江市東朝日町(ひがしあさひまち))の北田(きただ)校(同市北田町(きたたまち))で「数字に強くなり、集中力も身につきそう」と思って、習い始めました。

堀江麻由美さん(左)の指導で、フラッシュ暗算の練習をする生徒たち=松江市北田町、坪内珠算学校北田校
 小学1年で暗算初段、2年で飛び段の5段、3年で7段と、とんとん拍子(びょうし)で昇段(しょうだん)。「同級生より計算が早くできるようになった。算数の計算も数字を見るだけで答えが分かる」と、珠算効果(こうか)を話します。そして、暗算の面白(おもしろ)さを「計算を頭の中のそろばんで行うこと」といい、フラッシュ暗算が得意だそうです。

 4歳の時から指導(しどう)する堀江麻由美(ほりえまゆみ)さん(31)は、金吉君について「九九(くく)(かけ算表)もあっという間に覚え、年中(ねんちゅう)さんなのに1~2時間、飽(あ)きずに学習する集中力が素晴(すば)らしかった」と第一印象を話します。また、3年での7段合格については「毎日コツコツ練習し、高い目標を持って努力している成果」と、そのすごさを表現(ひょうげん)します。

 金吉君は、珠算2段、読み上げ算検定3級も持ち、算数検定(全国珠算学校連盟主催)は毎回、満点合格。4年のころに珠算5段、読み上げ算最高位1級を取ること、算数検定は6年まで満点を取り続けることが目標です。

 週2回、各1時間の練習で始めた珠算。今は週3回、各2時間以上練習。周りの生徒がそろばんを手に読み上げ算を練習する時も、珠算式暗算でそろばんを使わずに計算しており、教室でもひときわ目立ちます。

 珠算以外では、付属小学校の「ちどりミニバスケットボールクラブ」に3年の時に入って練習。「動き回れて面白い」ので、バスケットボールは中学校になっても続けたいと話します。

 堀江さんは「金吉君には大会での優勝(ゆうしょう)や珠算、暗算10段を目標に、教室の先輩(せんぱい)たちと競(きそ)い合ってほしい」と、さらなる成長を期待しています。


◆メモ◆

 珠算式暗算 そろばんの珠(たま)を頭でイメージし、実際(じっさい)のそろばんと同じように動かして計算。そろばんが上達すると自然と身につき、一度できると生涯(しょうがい)、いつでも使うことができるそうです。

 暗算7段 制限(せいげん)時間4分で、乗算(じょうざん)(かけ算)、除算(じょざん)(割(わ)り算)、見取り算(数字を見ながら計算する方法)の種目で60―30問中、すべて70%以上の正解(せいかい)が必要です。


≪プロフィル≫

【好きな教科】算数、体育

【好きな食べ物】ピーマン、ねぎ、まぐろ

【好きな漫画(まんが)】ドラえもん

【面白かった映画(えいが)】図書館戦争

2016年3月23日 無断転載禁止

こども新聞