きらめく星 月の写真を撮ろう

三瓶自然館サヒメルの天文台と満月=2015年9月27日午後6時ごろ、大田市三瓶町で撮影
 景色(けしき)と一緒(いっしょ)の撮影(さつえい)がおすすめ

 三日月(みかづき)、半月(はんげつ)、満月(まんげつ)と、いろいろな姿(すがた)を見せる月。ふと見上げた空に月が出ていて、何か得をした気分になったことはありませんか。そのいい眺(なが)めを写真に撮(と)っておきたいと思った人もいるかもしれませんね。

 およそどんなカメラでも月を撮ることができます。ぜひ月の撮影(さつえい)に挑戦(ちょうせん)してください。

 おすすめの方法は、景色(けしき)と一緒(いっしょ)に月を撮ることです。月だけでなく、周りの自然や建物なども写真に入れることで、見た光景をそのまま残すことができます。そして、そんな写真を簡単(かんたん)に写すコツは、空が明るいうちに撮影することです。

 日の入り後や日の出前の空が薄(うす)明るいとき、どこかに月が出ていることがありますね。そこがチャンスです。風景写真を撮るのと同じ感覚で、月のある景色に向かいシャッターボタンを押(お)すだけで写すことができます。

 まずはカメラを手でしっかり支(ささ)えて撮ってみましょう。もし三脚(さんきゃく)があれば、より安定して撮りやすくなります。

 撮影の設定(せってい)を手動で行えるカメラなら、シャッター速度を変えながら何枚(まい)か撮ってみると、その中にうまく写っているものがあることでしょう。

 シャッター速度が変えられないカメラでも、「夜景(やけい)モード」などの設定を使うときれいに撮れる場合がありますので、いろいろ試(ため)してください。携帯(けいたい)電話のカメラでも写せるはずです。

 現在(げんざい)、三瓶(さんべ)自然館サヒメルでは「星景(せいけい)写真展(てん)」を開催(かいさい)中です。「星景写真」とは、天体と風景を一枚の画面に収(おさ)めた写真のことで、月はもちろん天体ですから、美しい月と風景の写真も多数展示されています。

 みなさんも、お気に入りの景色を取り入れた個性(こせい)的な月の写真を撮ってみてください。

 (島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ))

2016年4月20日 無断転載禁止

こども新聞