新聞での魅力的授業議論 松江の本社で春季セミナー

新聞の授業への生かし方について議論する参加者=松江市殿町、山陰中央新報社
 新聞を教育に活用する取り組み「NIE」の春季セミナーが14日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。実践校の教員や新聞記者ら14人が、子どもにとって魅力的な授業を行うために新聞をどう生かすか、議論した。

 出雲市立出東小学校長でNIEアドバイザーの松浦和之さん(52)は教材としての新聞について「日頃は『大人の読み物』で遠い存在だが、子どもの関心を引く魅力がある」とし、「言葉が選び抜かれ洗練されている」と発言。安来市立荒島小学校教諭でNIE授業を担当する和田倫寛さん(39)は、子どもたちが新聞作りをする効果について「感想文や日記と違い、人に伝えることを意識する。何をどう書けばよいか考えるので書く力がつく」と話した。

 毎日新聞松江支局の長宗拓弥記者(25)は学校取材で感じた事を話した。この他、新聞記事が本当に一般読者の求める情報を伝えているか、学校と取材側の関係などについても話し合った。

 セミナーはNIE活動の普及、実践に取り組む自主組織・島根県NIE研究会、新聞、教育、学識経験者らでつくる県NIE推進協議会が主催。毎年4回開いている。

2016年5月15日 無断転載禁止

こども新聞