輝(き)らりキッズ ハイレベル新体操の演技

全員で動きを合わせて、団体のボール演技の練習に励む松江ジュニアRGのメンバー=松江市島根町加賀、島根体育館
抜群(ばつぐん)の結束力 全国上位狙(ねら)う

 女子中生6人 松江ジュニアRG(アールジー)

   リーダー 永見 光里(ながみ ひかり)さん(島根大付属中)ら


 キラキラ輝(かがや)く衣装(いしょう)をまとい、ぴったりそろった華(はな)やかな演技(えんぎ)で新体操団体(たいそうだんたい)の全国上位を狙(ねら)う女子中学生選手たちが、松江市内で熱心に練習に取り組んでいます。主に松江(まつえ)市総合(そうごう)体育館(同市学園南1丁目)で活動する松江ジュニアRG(アールジー)は昨年中国ブロックの団体トップで、全日本ジュニア選手権(けん)に2年ぶり3度目の出場を果たしました。「出るだけではなく、満足できる演技を出し切りたい」と質(しつ)の高い内容(ないよう)にこだわって、切磋琢磨(せっさたくま)しています。

 今年の団体メンバーは6人で、島根大付属(ふぞく)中学校3年の永見光里(ながみひかり)さん(14)、松江市立第一中学校で3年の糸賀(いとが)鈴乃さん(14)石川遥陽(はるひ)さん(14)来海桃花(きまちももか)さん(14)、1年の石川万椰(まや)さん(12)杠瑞穂(ゆずりはみずほ)さん(12)。ほとんどの選手が幼児(ようじ)期から競技を始め、来海さんと石川遥陽さんは、中国ブロック100人中一人が選ばれるU-12(12歳(さい)以下)の全国合宿に参加したこともあり、経験豊富(けいけんほうふ)でスタイルもいい選手がそろっています。

 昨年10月に行われた15歳以下の全日本大会は、全員中学2年生の若いチームで挑(いど)み、4人は初の全国舞台(ぶたい)。周りの雰囲気(ふんいき)にのまれそうになりながらも、大きなミスなく笑顔(えがお)で踊(おど)りきりました。しかし、結果は20チーム中17位。「最高の演技にはまだまだ足(た)りない」と、リーダー2年目の永見さんを中心に、ジャンプなどの身体的な技やボールの手具操作(しゅぐそうさ)の技術(ぎじゅつ)も上げた厳(きび)しい練習で、実力をつけています。

リーダーの永見光里さん(右)と練習内容を反省する松江ジュニアRGの団体メンバー。左から石川遥陽さん、杠瑞穂さん、来海桃花さん、糸賀鈴乃さん、石川万椰さん=松江市島根町加賀、島根体育館
 昨年メンバー4人に中学1年生2人を加えた今シーズンのチームは、結束力も抜群(ばつぐん)。新チームが始動して1カ月もたっていない昨年11月、初の通し練習でいきなりノーミスで2分半の演技を踊りきり「想像(そうぞう)を超(こ)えていた」と教える松江ジュニアRG代表の水本和美(みずもとかずみ)さん(39)もびっくり。チームの将来性(しょうらいせい)を感じ「今までと雰囲気が違(ちが)い、選手同士の相性も良く意識も高い」と技術力もあるメンバーに期待しています。

 「自信持って」「取れるよ」と演技中も声が飛び交う団体練習。昨年より2、3倍も動きが増(ふ)え、息を切らしながらも場面ごとに一度やっては全員で集まり、修正(しゅうせい)を繰(く)り返します。週4回の練習は平日2時間、土日3時間と全国的に見ても短いですが、メリハリを付けて「量より質」を大事に取り組んでいます。

 昨夏の中国中学選手権個人(こじん)6位で、見せ場の投げ技(わざ)を多く任(まか)されている糸賀さんは「動くコマ数が増えたけど、対応(たいおう)できるようになってきた」と着実な成長を実感。常(つね)に笑顔でチームを引っ張(ぱ)る永見さんは「全日本で10位以内を目指していきたい」と全国の強豪(きょうごう)に負けじと、強い気持ちで練習に励(はげ)んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】

 数学(永見さん)

 理科(糸賀さん)

 数学(石川遥陽さん)

 体育(来海さん)

 国語(石川万椰さん)

 理科(杠さん)


【好きな食べ物】

 ヨーグルト(永見さん)

 豚(ぶた)キムチ(糸賀さん)

 チーズ(石川遥陽さん)

 ガトーショコラ(来海さん)

 梅干(うめぼ)し(石川万椰さん)

 マーボー豆腐(どうふ)(杠さん)

2016年5月18日 無断転載禁止

こども新聞