錦織3回戦 勝負の最終セット

【男子シングルス3回戦】フェルナンド・ベルダスコ戦で、リターンする錦織圭=パリ(共同)
 【パリ=本紙特派員・藤井俊行】テニスの全仏オープン第6日は27日、パリのローランギャロスで行われた。男子シングルス3回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング52位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、6―3、6-4、3-6、2-6で最終セットに入った。

 錦織は2年連続ベスト16入りを懸けた一戦で2セットを連取したが、第3、4セットはサーブが乱れ、落とした。

 サーブ乱れもつれる

 気温30度を超える暑さの中、錦織圭は早い展開で攻めた。ツアー7勝中5勝をクレーコートで挙げている元世界ランキング7位のベルダスコの揺さぶりも押し返し、2セットを連取。だが、第3、4セットはサーブの乱れでつまずき、相手を勢いづかせた。

 過去の対戦成績1勝2敗でクレーコートでは4年ぶりの対戦となるサウスポーは今大会、第1サーブ成功率75%、第2サーブもポイント獲得率74%。スピンの利いたサーブで主導権を奪いにくる。

 立ち上がり第1ゲームでいきなり、そのサービスゲームを破った。リターンから踏み込んだ、攻めの姿勢が見えた。その後はブレークを奪い合い押し引きが続いたが、第9ゲームでダブルフォールトを犯した相手から三つ目のブレークで、第1セットを先取した。

 第2セット、相手クレー巧者はドロップショットを交えて揺さぶってきた。懐の深い左利きのフォアに苦しみながら、2回戦後の会見で「自分の早いペースに持ち込める」と話していた自信は揺るがず、4-4から2ゲーム連取で押し切った。

 しかし、第3セットはそれまで成功率69・5%と好調だった第1サーブが、同50%台と落ち込み、逆襲を許した。

2016年5月28日 無断転載禁止

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