輝(き)らりキッズ 囲碁 見事全国切符つかむ

全国大会への出場を決めた(左から)檜山琴音さん、湊太君、航佑君=境港市中野町の自宅
決意新た練習に意欲

 きょうだい3人(境港・上道小)県大会団体V

   檜山 琴音(ひやま ことね)さん(6年)湊太(そうた)君(4年)航佑(こうすけ)君(1年)


 集中して考える力がつくという囲碁(いご)。境港(さかいみなと)市中野(なかの)町の教室で腕(うで)を磨(みが)き、全国大会への出場を決めたのが、上道(あがりみち)小学校6年の檜山琴音(ひやまことね)さん(11)、4年の湊太(そうた)君(9)、1年の航佑(こうすけ)君(6)=境港市中野町=のきょうだいです。

 5日に倉吉(くらよし)市内であった第13回文部(もんぶ)科学大臣杯(はい)小・中学校囲碁団体(だんたい)戦鳥取県大会に、3人1組の団体戦で出場して優勝(ゆうしょう)を果たし、全国大会に出場することになりました。

 3人が囲碁を始めたのは、長男の湊太君がきっかけです。湊太君が美哉幼稚園(びさいようちえん)(境港市明治町)年長児の時、日本棋院(きいん)境港支部(しぶ)の人たちの指導(しどう)を受け、その楽しさを知ったからでした。

足立昭治さん(右)から指導を受ける檜山湊太君(左)と囲碁教室の子どもたち=境港市中野町の日本棋院境港支部
 囲碁は、盤上(ばんじょう)の縦(たて)と横の線が交わった場所に、黒と白の石を交互(こうご)に置き、最終的に相手より多く陣地(じんち)を作った方が、勝ちになるゲームです。

 ルールは単純(たんじゅん)ですが、湊太君は奥(おく)深さに引かれました。年長児の12月から、日本棋院境港支部(境港市中野町)の碁会所に通って、同支部顧問(こもん)の足立昭治(あだちしょうじ)さん(78)の指導を受けるようになりました。

 湊太君と一緒(いっしょ)に、琴音さんや航佑君も教室に参加し、めきめきと実力を付けました。湊太君は3段(だん)、琴音さんは初段、航佑君は7級の腕前です。

 県大会では、3人でチームを組んで小学生の部に出場し、優勝。見事に全国大会への切符(きっぷ)を手にしました。

 航佑君は「勝ててうれしかった」と笑顔(えがお)。琴音さんは「いままで練習してきたとおり、落ち着いて自分の碁が打てた」と勝因(しょういん)を語ります。

 湊太君にとっては、全国の舞台(ぶたい)は2度目です。2015年12月にも、岡山(おかやま)県倉敷(くらしき)市であった全国大会に出たことがあるからです。

 この大会では、予選で3人と対局。第1、第2試合と連勝しましたが、2勝同士の決定戦で惜(お)しくも敗退(はいたい)し、準々(じゅんじゅん)決勝に進むことができませんでした。

 湊太君は、2度目の全国大会を前に、自信を持って思い切った一手(いって)を打てるようになるため、練習に取り組んでいます。

 全国大会は7月31日から2日間、東京都千代田(ちよだ)区の日本棋院市ヶ谷(いちがや)会館で開かれます。全国の強豪(きょうごう)との対局を前に、湊太君は「予選を突破(とっぱ)して、8強に入りたい」と話します。琴音さんも「きょうだいで仲良く、協力して戦いたい」と、ひのき舞台での活躍(かつやく)を期して、練習に励(はげ)んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】国語(琴音さん)
       算数(湊太君)
       体育(航佑君)

【あこがれの人】足立昭治さん(琴音さん)
        井山裕太(いやまゆうた)棋士(湊太君、航佑君)

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】動物を助ける仕事(琴音さん)
                 宇宙(うちゅう)飛行士(湊太君)
                 大工(だいく)さん(航佑君)


2016年6月8日 無断転載禁止

こども新聞