女子ログ 表現を磨く

 私は昔から絵や文章、歌やダンスなど、自分を表現する活動が好きだ。そして1年ほど前からアート教室で絵を習い始めた。

 教室ではまず、自分なりに作品を描く。ある程度できたら先生に見てもらうのだが、最初の頃は駄目出しだらけ。ほぼ全修正だった。2時間かかった絵に消しゴムをかけながら「何が駄目なんだろう。いい絵って何だろう」と混乱した。分からなくても描き続け、良いと言われる作品を見て研究した。そして先生からの指摘、書き直し、指摘、書き直し。その繰り返しが続いた。

 ある日先生が「よくなってきたね」と褒めてくれた。その時ふと、作品を見る自分の目が変わったことに気づいた。自分にとっての「完成」のレベルが、前よりも高くなったように感じた。人から指摘を受け、試行錯誤し、いろんな作品を見て感性を磨く。この過程の結果が形となって表れたのだと思った。

 絵だけでなく、何の表現活動でも同じことが言えるのではないか。人に自分が表現したものを見せることは勇気がいるが、自分だけの世界から飛び出し、人の評価に触れて初めて、自分でも想像しえなかった成長が始まるのかもしれない。

 女子ログの執筆を始めて1年たち、記事はこれが7本目。この機会に感謝し、これからも1回1回を大切に表現していきたい。

 (松江市出身、京都市在住・のんびより)

2016年6月29日 無断転載禁止