輝(き)らりキッズ 剣道全国大会へ気合

稽古に励む竹内紫奈乃さん=島根県美郷町粕渕、邑智中学校武道場
監督(かんとく)「技に切れ気持ち強い」

 道場対抗(たいこう)県予選団体(だんたい) 先鋒(せんぽう)で貢献(こうけん)

   竹内 紫奈乃(しなの)さん(美郷・邑智小6年)


  剣道(けんどう)の強豪(きょうごう)チームとして知られる島根県美郷(みさと)町の「木積(きつみ)スポーツ少年団(だん)」で、男子に混(ま)じって活躍(かつやく)している女の子がいます。邑智(おおち)小学校6年生の竹内紫奈乃(しなの)さん(11)です。5月下旬(げじゅん)にあった全国道場少年剣道大会県予選の団体戦では「先鋒(せんぽう)」を務(つと)め、全国大会の出場権獲得(けんかくとく)に貢献(こうけん)しました。7月26日に日本武道(ぶどう)館(東京)で開かれる全国大会に向けて、「気持ちの入った試合をしたい」と練習に励(はげ)んでいます。

 剣道を始めたのは、保育(ほいく)園の年長時でした。兄が同スポ少に所属(しょぞく)していた影響(えいきょう)でけいこ場に足を運び、「先輩(せんぱい)たちが一生懸命(いっしょうけんめい)練習している姿(すがた)を見て、かっこいいと思った」と心を動かされました。

 同スポ少はこれまでに、道場対抗(たいこう)の全国大会で32強(きょう)に入るなど実績(じっせき)のあるチームです。現在(げんざい)は小学生15人、中学生5人が所属しています。けいこ場は邑智中学校の武道場で、毎週3回、監督(かんとく)の貝谷宏昭(かいたにひろあき)さん(51)ら剣道経験(けいけん)者から指導(しどう)を受けています。

貝谷宏昭監督(右)の話を聴く木積スポーツ少年団のメンバーたち=島根県美郷町粕渕、邑智中学校武道場
 竹内さんは小学生女子の中でただ一人の6年生です。貝谷監督は「技(わざ)の切れが良く、気持ちも強い」と信頼(しんらい)を寄(よ)せ、同じ6年生の山根平(やまねたいら)君(11)は「試合では強気の攻(せ)めで相手を圧倒(あっとう)している」と言います。

 5月21日にあった県予選では団体戦に先鋒として出場しました。「勝ってチームに勢(いきお)いをつけたい」と心に決めて臨(のぞ)み、初戦の2回戦では勝利をものにしました。続く3回戦では敗れたものの、チームは8強入りし、全国大会の切符(きっぷ)を手にしました。

 小学生女子がナンバーワンを競った個人(こじん)戦は惜(お)しくも決勝で敗れ、全国大会の出場権こそ逃(のが)しましたが、積極的な攻めで存在(そんざい)感を示(しめ)しました。

 現在の目標は、間近に迫(せま)った全国大会団体戦での勝利です。「けいこは厳(きび)しいけれど、みんなで大会に出場して勝った時は最高にうれしい。全国大会では、自分から仕掛(か)ける攻めの試合をしたい」と意気込(ご)んでいます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】社会

【好きな食べ物】ブドウ

【趣味(しゅみ)】読書

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】看護師(かんごし)

2016年7月6日 無断転載禁止

こども新聞