女子ログ けん玉にもらった人生訓

 先日、けん玉を先生から教えてもらう機会があった。先生の言う通りにしてしばらく練習していると、基本の技がすっと簡単にできた。

 ポイントは「玉をしっかり見ること」、そして「まっすぐ玉を上げること」の二つ。たったこれだけのことなのに、ただやみくもに自己流でやってた時は(といっても小学生の頃だが)まぐれで入るか入らないかだったのが、連続で入るようになった。生まれて初めてのことだ。できるとやる気も出る。毎日少しずつ練習を続けていたら、成功率も上がって、かなりうれしい。

 喜びながらふと、この経験はけん玉に限らず、人生のいろんなことに当てはまると思った。何かをするとき、なかなかうまくいかないなら、うまい人の言っていることに耳を傾け、そのやり方を素直にまねしてみたらいいのではないか。真面目にコツコツと自分のやり方で努力することも大事だが、まずは小さくてもいいから成功体験を積むことで、努力を続ける気持ちがわいてくると思う。

 今もマイけん玉で、練習を続けている。5歳の娘に教えてやったら、保育園で「お母さんはけん玉ができるよ~」と自慢していたようだ。もう履歴書に「特技・けん玉」と書いてもいいかもしれない。ちょっと大げさかもしれないが、けん玉から人生のヒントをもらった気がしている。

 (島根県奥出雲町・さと∞)

2016年7月30日 無断転載禁止