柔道男子団体 開星8強進出

【柔道男子団体3回戦・開星-前橋商】開星の先鋒・野口穂高(左)が終了間際、内股で技ありを奪う=カミアリーナ
 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第3日は30日、中国5県で12競技が行われ、自転車トラックの女子(公開競技)で、スクラッチの菅原朱音(倉吉総合産)が3位入賞を果たした。

 柔道が出雲市で開幕し、男子団体の開星が、山陰両県勢男子の過去最高と並ぶ8強入り。鳥取県八頭町などで始まったホッケーで、八頭男子が早稲田(東京)に7-0で快勝し、8強が懸かる2回戦に進んだ。

 ボクシングは、フライ級の小川達也(境港総合技術)、ライト級の小村康太(宍道)が16強入り。ソフトボール女子の三刀屋は2回戦に進んだ。

 第4日は31日、各県で、陸上、柔道、ボート、ホッケー、自転車トラックなど14競技・種目がある。

 柔道第1日は30日、出雲市のカミアリーナで開幕。男子団体が3回戦まで行われ、開星が3回戦で前橋商(群馬)を3-1で下し、8強入り。1963年の松江商以来53年ぶりで、山陰両県勢男子の過去最高と並んだ。平田は1回戦で惜敗。倉吉北は初戦の2回戦で敗れた。

 第2日は31日、男子団体の決勝までと、同個人60キロ級、66キロ級、73キロ級がある。


 残り2 秒鮮やか内股 開星・野口

 先鋒戦4分の終了間際。開星の野口穂高が放った内股が、審議のの末、技あり。この試合で山陰両県勢53年ぶりの8強入りを決めた、チームの勢いを呼んだ。

 延岡学園(宮崎)との2回戦で、チーム一の体重142キロの2年松村颯祐が代表戦の末に勝利をもぎ取って迎えた、3回戦のトップバッターだった。

 90キロの自分より10キロ軽い相手は引き分け狙い。攻め続けながら、迎えた残り2秒。「取りにいこう」。左手1本、崩れた体勢から得意の内股。いちかばちかだったが、足が掛かり、相手が宙を舞った。

 時間ぎりぎり。審議を経て、技ありで優勢勝ち。次鋒の松村颯祐、副将の河野壮登が一本で続き、地元総体で、最低限の目標としてきた8強入りが決まった。

 93年創部。過去16強はあったが、ここからは未知の世界。しかも準々決勝の相手は春の覇者・日体大荏原。「自分のできることをやって優勝を狙いたい」。次も、気持ちで勝ちにいく。

2016年7月31日 無断転載禁止

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