女子ログ テレビの存在価値

 40代の知人が「知り合いの大学生40人のうち、3分の1が1人暮らしの家にテレビを持っていない」とSNSでつぶやいていた。「スマホで動画の世代なんだな…。テレビにかじりついて親にしかられていた自分の子供時代には考えられない」。彼は今も帰宅するとすぐテレビをつけるという。私もそうだ。ずっと見ているわけではないが、何となくつけたままにしていることが多い。

 しかし思い返してみると、大学進学とともに初めて1人暮らしを始めた頃、2カ月くらい自宅にテレビがなかった。24歳で再度1人暮らしを始めた時は1年弱なかった。時事ニュースはインターネットで見ていて特に不便を感じなかった。

 知人は「携帯もパソコンもなかった頃はテレビが大事な情報源だった」と言う。私の場合、テレビは情報源というより娯楽の対象。見るのはほぼお笑いのバラエティー番組だ。ニュースはインターネットの方が自分が求めている情報にピンポイントかつダイレクトにアクセスできるからいい。

 時代や環境によって人がテレビに求める機能や価値は変わるのだと思った。「若者のテレビ離れ」という言葉も聞く。物心ついた時から身近にインターネットがあった10~20代にとって、テレビはどんな存在なんだろう。見たい番組を見たい時に見られない、「不便なもの」だろうか。

 (益田市・チャッキー)

2016年8月3日 無断転載禁止