健康食品 押しつけ商法に注意を

【相談】

 3カ月ほど前、健康食品の会社から電話があり、「うちの健康食品は何にでも効くので、ぜひ続けて飲んでみてください」と言われた。膝が痛くて通院中だと言うと、「この健康食品は膝の痛みによく効く。病院の薬よりもいい」と強く勧められたので、お試し品(4千円)を注文した。すぐに届き飲用していたところ、その数日後に、通常品が5本(約10万円)届いた。注文していないので返品しようと思い、業者に電話をかけたが、担当した販売員につないでくれず、話し合いができないまま現在に至る。最近では「3カ月前に購入契約済みの5本分の代金を支払ってほしい」などと言ってきており、困っている。返品することはできないだろうか。


【アドバイス】

 「お試し品を頼んだところ、注文していないのに突然商品がたくさん届き、契約しているので代金を払えと強引に言われ困っている」との相談が数年前から増えています。

 相談者は大部分が高齢の女性で、お試し品の勧誘の際に、病歴を聞き出し、病気が治るなどと言って勧めています。信用してお試し品を飲用していると、一方的にたくさんの商品を送付してきます。引き取りを請求しても簡単には応じてくれず、効能効果を強調して飲用を勧められるため、仕方なく続けて飲用しているケースもあります。

 健康食品は薬ではないので、薬のような効能効果はありませんし、それを説明の中で言ってもいけません。勝手に送付された商品は、契約が成立していないので代金の支払い義務はありません。注文していない商品は受け取らないようにしましょう。効能効果を言われてそれを信用し契約した場合は、取り消しの主張ができます。

 引き取りに応じないなど、お困りの時は、お住まいの市町村の消費生活相談窓口か県消費者センターへご相談ください。

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 ★消費者ホットライン=電話188(いやや!) お近くの消費者センターにつながります。


■島根県消費者センター 電話0852(32)5916 ■同石見地区相談室 電話0856(23)3657

2016年8月3日 無断転載禁止