ホッケー・山陰勢男女ともに3位

 ホッケー第4日は2日、八頭高ホッケー場で男女準決勝があり、昨夏準優勝の横田男子は、全国選抜優勝の天理(奈良)に3-3からのシュートアウト戦の末に4-5で惜敗。八頭女子は岐阜各務野に0-1で敗れ、初の決勝進出はならなかった。

 最終日は3日、同ホッケー場で男女決勝がある。


横田またもSOに泣く 終了間際痛恨の同点

【ホッケー男子準決勝・横田-天理】シュートアウト戦の末に2年連続の決勝進出を逃し、肩を落としてあいさつに向かう横田イレブン=八頭高ホッケー場
 昨夏の決勝に続きSO戦でインターハイの敗戦が決まると、横田イレブンはグラウンドに倒れ込んだ。春の選抜に続く二冠を狙う天理から終了間際までリードを奪いながら追い付かれ、涙をのんだ。

 点を取られても取り返す、横田らしい展開だった。先制を含め2度リードされながらそのたびに追い付き、後半27分、ついに勝ち越した。2年連続の決勝へ、5年ぶりの優勝を懸けた舞台へ、残り8分。心のカウントダウンで「チームの気が緩んだ」と井上幹太主将は振り返る。

 その隙を春の王者は見逃してくれなかった。マークが甘くなり、ドリブルで持ち込まれ、ペナルティーコーナーを取られた末に、痛恨の同点ゴールが生まれた。

 5月の練習試合でも逆転負けしていた。試合後、伊藤直登監督は「もうどのチームにも負けたくないと思ってやろう」と肩を落とす選手たちに声を掛けた。

 高校三冠のタイトルも残すは国体のみ。今季無冠のイレブンは目の色を変えて秋に向かう。


八頭防戦1点遠く 歴史塗り替え胸張る

【ホッケー女子準決勝・八頭-岐阜各務野】前半14分ドリブルで相手ゴールに迫る八頭のFW岸本玲菜(手前中央)=八頭高ホッケー場
 地元の大声援を背に歴史を塗り替える戦いが終わった。初の4強入りを果たしたホッケーの八頭女子は、最後まで諦めず前半でリードされた1点を追った。小林愛実主将は「大会通じてレベルアップできた。うれしい」と胸を張った。

 苦しい戦いを強いられた。生命線のロングボールが中盤で寸断された。腰を低く落とした構えでパスコースを限定され、攻め手がなかった。7月上旬の練習試合で対戦した時も同じだったが、ロングボールの起点となるDF山根麻衣子は「もっと研究されていた」と振り返った。

 前半15分に先制ゴールを割られた後は無失点でよくしのいだが、山根は「強いボールや浮き球でもしっかりとトラップしていた」と細かなプレーからも力の差を感じ取り、秋の国体へ、レベルアップを誓った。

 昨年、全日本中学生選手権(6人制)で準優勝、都道府県対抗(11人制)で3位と、鳥取勢女子で過去最高の成績を残したメンバーのうち2人が今夏メンバー入り。地元総体に向けて続けてきた強化が、次の歴史の扉を開く。

2016年8月3日 無断転載禁止

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