女子ログ 祝・出雲高校

 7月24日、出雲高校が初の甲子園出場を決めた。準決勝からテレビで観戦し、応援していた。大社高校との準決勝。初回に1番、2番の2人で1点を取った。電光石火の先制。出雲高校の試合運びに目を奪われた。塁に出ようとする気迫。出たら次の塁をまた狙う。この選手という逸材がいるわけではない。でも、ナイン一人一人が必死にどうにかしようという思いが伝わる。

 相手ピッチャーは、あれだけ走られたらバッターだけに集中できないし、甘い球も増える。出雲のバッターはそこを見逃さない。プロ野球で首位を走る広島東洋カープの野球と似ていると思った。

 決勝も同様に自分たちの野球をきっちりやって危なげなく優勝。キャッチャーの生徒は優勝の瞬間、みんながマウンドに集まって喜ぶ場面で、相手校のバットを返しに行く気配りを見せた。何だかもう、全てが素晴らしかった。

 2007年の甲子園で日本一になった県立の佐賀北高校を思い出す。決勝は名門・広陵(広島)に逆転サヨナラ勝ちした。何となく重なる。重なってほしい!

 出雲高校は進学校だ。試合の日でも塾に行ったり、甲子園でも勉強したりするのかな。余計な心配もしつつ、甲子園では出雲の星として、心から頑張ってほしい。地元市民として、心が弾むうれしい夏となった。

(出雲市・キャリ・フミ)

2016年8月5日 無断転載禁止