弓道・地元の倉吉西、集中力を発揮 女子3位

 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第10日は6日、中国5県で8競技が行われた。弓道団体女子で倉吉西が3位、男子で出雲が6位入賞。松江市で行われたテニス女子個人シングルスで細木咲良(開星)が男女全種目を通じて島根県勢初の8強入りを果たした。

 重量挙げ56キロ級の木村匠(岩美)はトータル8位入賞。なぎなた個人試合で高田彩、石飛涼子の出雲北陵勢が16強入りした。

 米子市で行われた弓道は最終日で、鳥取県内4競技・種目の全日程が終わった。


 応援を力に変え

【弓道女子団体3位決定戦・倉吉西-川崎商】10射9中で、7中の相手を上回り、3位となった倉吉西のメンバー=鳥取県立武道館
 弓道最終日は6日、米子市の鳥取県立武道館で行われた。団体女子の倉吉西は3位で、2年ぶりの優勝はならなかった。準決勝で豊橋商(愛知)に11-14で敗れ、3位決定戦で川崎商(神奈川)を9-7で下した。

 男子の出雲は準々決勝で岩国工(山口)に敗れ、5~8位決定戦で6位になった。

 地元鳥取で、強豪校がしっかりと足跡を残した。女子団体で2年ぶりの優勝はならなかったが、倉吉西が、熱い応援と期待に応えた銅メダル。射手5人でただ一人の3年生、西田瞳は「地元校として何かを持って帰りたかった」と晴れやかな表情で話した。

 個人優勝者を擁する予選1位の祐誠(福岡)と当たった準々決勝は、1番手の「大前」を務めた西田が4射皆中で引っ張り、15-12で快勝した。既に敗退した鳥取勢や会場の歓声、拍手が、的中のたびに起こり、力に変えた。

 ヤマを越えた安堵(あんど)感から、続く準決勝でつまずいたが、いつも通り引こうと切り替えた。

 「弓を楽しく引く」という日ごろのモットーはもちろん、地元の応援に応えたいという思いが、最後の3位決定戦の集中力を生んだ。

 5人2射ずつの10射で競い、9中。5人の緊張が解け、チーム全員で笑って地元開催のインターハイを終えた。

2016年8月7日 無断転載禁止

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