なぎなた・個人試合決勝戦 高田、延長の末惜敗

 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第11日は7日、中国4県で7競技が行われた。なぎなた個人試合で高田彩(出雲北陵)が準優勝。決勝は延長戦の末の惜敗で、島根県勢8年ぶりの優勝を逃した。石飛涼子(同)は準々決勝で敗れ5位。団体試合の出雲北陵は決勝トーナメント1回戦で敗れ、16強だった。

 松江市で行われたテニス女子シングルスで細木咲良(開星)が男女を通じて山陰両県勢初の決勝進出を決めた。


 なぎなた最終日は7日、山口県立下関武道館で行われた。個人試合で高田彩(出雲北陵)が準優勝、石飛涼子(同)が5位入賞。16強による決勝トーナメントが行われた団体試合で出雲北陵は1回戦で、優勝した首里(沖縄)と対戦し、1-1で、本数差の惜敗だった。


【なぎなた・個人試合決勝】前回優勝の春山りんか(熊本西、左)の面を狙って飛び込む高田彩(出雲北陵)=山口県立下関武道館
昨夏覇者に攻め貫く

 春に続く全国大会の個人優勝まで、あと一歩だった。なぎなた個人試合で、3月の全国選抜優勝の高田彩(出雲北陵)は決勝戦の延長開始直後、面を入れられ、2冠を逃した。高校最後の個人戦。追われる立場で手にした堂々の銀メダルにも「自分の駄目なところが、ここ一番で出てしまった」と悔し涙が出た。

 2年生だった昨夏は3位。準決勝の延長戦で守りに入ってしまい、判定負けした苦い経験から、今夏は決勝も前に出て攻めた。相手が昨夏の覇者でもひるまなかった。

 有効打を許すこともなく、突入した延長戦。「ここから頑張ろう」と攻撃のギアを上げようとした、一瞬だった。激しい衝撃、音とともに、面ごと頭が揺れた。何が起こったのか分からなかった。

 島根県勢8年ぶりの個人優勝はならなかった。「一瞬、気が緩んで守りを忘れた」。悔しさが、後からこみ上げてきた。

 だが、悔しさの中身は違った。「気持ちの面での課題は克服できていた」という成長の手応えが残り、メダルと表彰状を手にすると、納得して笑えた。

2016年8月8日 無断転載禁止

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