カヌー・出雲農林、倉吉総合産決勝へ

 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第13日は9日、中国3県で4競技が行われた。山口県岩国市でカヌーが開幕し、男子カナディアンフォアの出雲農林、女子カヤックフォアの倉吉総合産が、それぞれ9クルーによる決勝に進んだ。

 アーチェリーは決勝ラウンドが行われ、山陰両県勢でただ一人予選ラウンド通過を果たした女子個人の中島由貴(米子南)は1回戦でシュートオフの末に敗れた。


 カヌーは9日、山口県岩国市の中山湖特設カヌー競技場で開幕。男女とも、500メートル種目の予選と、フォア3種目の準決勝が行われ、男子カナディアンフォア準決勝で、出雲農林(奥井恭平、中尾一稀、石原起人、長島啓人)が組1着で決勝進出。女子カヤックフォア準決勝で、倉吉総合産(松下潔香、岩垣瑠渚、入江空、松田奈々)は組3着で決勝に進んだ。

 第2日は10日、500メートル各種目の決勝までがある。


【カヌー男子カナディアンフォア500メートル準決勝1組】1分53秒905の1着で、決勝進出を決めた出雲農林クルー(手前)=中山湖特設カヌー競技場
昨夏4位・出雲農林クルー 最後は流す余裕

 カヌーカナディアンフォアで昨夏4位の出雲農林クルーが島根県勢男子として初優勝を目指し、順当に決勝進出。組1着で通過した準決勝は、最後は流す余裕のレース運びを見せた。

 メンバー4人中2人が昨夏の経験者。予選は、磨いてきた先行逃げ切りのパターンで、追い風にも乗って組1着の1分44秒868。全体でもトップタイムをたたき出した。

 ペースメーカーとして先頭でこぐ、昨夏のメンバーの奥井恭平が「水をつかめなかった」という準決勝は、向かい風の中、スタートダッシュに失敗したものの、徐々にピッチを上げ、終盤で一気に突き放した。

 ただ、目標の優勝のためには一つのミスが命取りになることは4人とも知っている。最後尾でかじ取り役の長島啓人は、決勝に向けて「やるしかない」と気合を入れ直した。

2016年8月10日 無断転載禁止

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