輝(き)らりキッズ ストリートダンス「今年も世界の頂点に」

リズムよく体を動かす高橋美羽さん=松江市東津田町、津田公民館
大舞台(おおぶたい)でも自分の力発揮(はっき)

 昨年初出場で優勝(ゆうしょう)

   高橋 美羽(みはね)さん(松江二中1年)


 身長は140センチと小柄(こがら)ながらも、抜群(ばつぐん)のリズム感で軽(かろ)やかにステップを刻(きざ)む高橋美羽(みはね)さん(12)=松江(まつえ)市立第二中学校1年。昨年夏に英国であったストリートダンスの世界大会に初出場し、初優勝(ゆうしょう)を果たした実力の持ち主です。今年は同大会の一つ上の部門に挑戦(ちょうせん)する高橋さん。「目標は優勝。楽しんでダンスを披露(ひろう)したい」と意気込(ご)みます。

 「ダンスって何?」。そんな印象で高橋さんがダンスを始めたのは、4歳(さい)のときでした。母留美(るみ)さん(41)の勧(すす)めで教室に通うようになり、気付くとリズムに合わせて体を動かす楽しさにのめり込んでいました。

 現在(げんざい)は週6日、松江市内の三つの教室と、広島市内の教室に通い、ハードな練習をこなします。残りの1日は、県内外のダンスイベントに参加するなど、ダンス漬(づ)けの毎日です。

インストラクターの津森美教さん(左)から指導を受ける高橋美羽さん=松江市東津田町、津田公民館
 幼(おさな)いころから表現することが好きな高橋さん。中学では美術(びじゅつ)部に入部し、授業(じゅぎょう)が終わると部活に直行、下校し夕食を食べながら宿題を片付(かたづ)け、ダンス教室に向かう多忙(たぼう)ぶり。それでもダンスを続けるのは「とにかく楽しくて仕方ない」という気持ちがあるからです。

 昨年、初めて挑戦した世界大会では国内予選を勝ち抜(ぬ)き、36カ国、男女70人が参加した12歳以下の初級部門で、日本人で初の栄冠(えいかん)に輝(かがや)きました。「自分でも驚(おどろ)いた。うれしかったし、自信がついた」と高橋さんは振(ふ)り返ります。

 今年は19日から3日間、英国のグラスゴーで開かれ、高橋さんは15歳以下の中級部門にエントリーします。

 同大会では、20人ずつステージに上がり、会場に流れる曲に合わせて、3~5分間踊(おど)ります。どんな曲が流れるかは知らされないため、その場で自分で考え、曲に合った踊りを披露します。

 高橋さんは「踊るときは何も考えない。どんな音楽でも、流れると自然に体が動き出す」と話します。指導(しどう)するインストラクターの津森美教(つもりよしのり)さん(28)は「ダンスの技(わざ)の引き出しが多いのが強み。どんな場でも萎縮(いしゅく)せず自分の踊りができ、世界で十分通用する技術(ぎじゅつ)を持っている」と太鼓判(たいこばん)を押(お)します。

 「大会では外国人選手のダンスを学んで帰りたい」と高橋さん。「将来(しょうらい)は世界で活躍(かつやく)するダンサーになりたい」と、はにかみます。


≪プロフィル≫

【好きな教科】美術

【好きな食べ物】すし、チョコレート

【好きなアーティスト】きゃりーぱみゅぱみゅ

2016年8月10日 無断転載禁止

こども新聞