女子ログ 足元のおもてなしは

 観光客誘致が説かれて久しい昨今ですが、先日、考えさせられる出来事がありました。旅行用の電車の切符を買いに、JR出雲市駅へ行きました。松江市から出雲市に移り住んで初めてです。着いてまず困ったのは、駐車場入り口が分かりにくいこと。駅の真正面にロータリーがありますが、経験的にこういう所はバスやタクシー専用と思い、入らず右折。少し行くと駐車場があったので入ると、一般の有料駐車場。そこに車を停(と)めて駅へ歩いて戻ると、何と先ほどのロータリーの奥の奥に短時間無料駐車場を発見しました。

 今度は駅構内。「みどりの窓口」が見当たりません。普通の駅ならこの辺だが、と思われるガラス扉を入ったところ、そこは観光案内所で、切符は改札横のみで販売しているとのこと。回ってみると、7、8人が汗をふきふき順番を待っています。が、対応しているのはガラス越しの職員1人だけ。自動券売機は「調整中」…。

 並んで順番を待ちましたが、前の方の話が筒抜けです。私も乗り換え時間の再調整をお願いしたため、購入に時間がかかってしまい、待ちくたびれた後ろの男性に露骨に舌打ちをされました。

 駐車料金を払い、帰る車中でモヤモヤ考えました。せっかく島根まで来てくれた観光客があの駅から帰る時、また来たいと思えるか。私なら、もう勘弁です。

   (出雲市・海苔蔵)

2016年8月18日 無断転載禁止