女子高飛び込み2位 三上、意地の演技

 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第21日は17日、広島、岡山両県で今総体最後の競技の水泳(飛び込み、競泳、水球)が始まった。飛び込みの女子高飛び込みで中国選手権優勝の三上紗也可(米子南)は476・70点で、鳥取県勢女子で過去最高と並ぶ2位。競泳女子200メートル平泳ぎで落部緋菜子(米子北)は予選タイム11番目で9~16位決定戦に回り、14位だった。水球は1、2回戦が行われ、2年ぶりの出場の鳥取中央育英は1回戦で秀明英光(埼玉)に4-30で敗れた。


終盤持ち直し死守

【飛び込み・女子高飛び込み決勝】制限選択飛び4本目の「後ろ踏み切り前宙返り1回半えび型」をミスなくまとめ、トップを守る三上紗也可(米子南)=ローズアリーナ
 女子高飛び込みで「一番しか狙っていなかった」という三上紗也可(米子南)は銀メダル。初のインターハイで鳥取県勢女子の最高と並びながら、手の届くところにあった優勝を逃した悔しさで表情は晴れなかった。

 全国大会参加標準記録を突破してきた31人がしのぎを削る舞台で、物おじせず予選は2位通過。12人で争う決勝も、前半4本の制限選択飛びでただ一人40点台を並べて首位で後半に入った。

 残すは自由選択飛びの5本の試技。怖いもののなかった1年生の気持ちが、初めて揺れた。周囲の得点が気になり「他の演技を見て焦ってしまった」と悔やんだ後半最初の2本で、4位まで下げた。

 ただ、よく切り替えた。「ここで気持ちが下がったら表彰台にも上れない」と仕切り直し。続く「後ろ宙返り2回半1回半ひねりえび型」は持ち味の踏み切りの高さを生かし、この日最高の78・40点で2位浮上。表彰台は死守した。

 板飛び込みと2種目制覇(14~15歳女子)を果たした昨年4月の国際ユース大会後、腰椎分離症と診断された。プールから離れた約5カ月を思えば、今は挑戦できる喜びであふれている。19日の板飛び込みも、もちろん一番を狙っていく。

2016年8月18日 無断転載禁止

  • 47クラブ