女子ログ 続ける努力

 先日、地元のショッピングモールで以前勤めていた職場の同僚と10年ぶりに再会した。立ち話を始めたら、思い出話に花が咲いた。彼女は化粧品関係の仕事をしていた時に共に頑張った仲間でよきライバルだった。

 話しているうち、かつて彼女によく言われた言葉を思い出した。「いつも、売り上げが1位だね。今月もきっと1位だよ!」。ほめられているようで、1位であることが当たり前と言われているような、すごくプレッシャーを感じる言葉であった。職場の他の人たちにも1位は私と思っている空気があり、私は私でそうあろうと努力した。一時も気が休まらない、張り詰めた日々だった。

 当時の気持ちを彼女に打ち明けてみた。すると彼女は「そうだったの。ごめんね」と優しく返してくれた。そして、「それって、オリンピックで金メダル取った人が次も期待されるのと同じようなプレッシャーかもしれないね」と言った。

 たいそうな例え話だけれど、何だか納得してしまった。スポーツでも仕事でも首位を獲得することは難しい。しかし、その地位を守り抜くことの方が、より努力が必要なのだろうと思った。

 何でも良い状態で継続することは難しいが、1位を継続できたあの気持ちを新たな目標にむけて頑張ろうと思った貴重な再会に感謝したい。

(鳥取市・DJレイ)

2016年8月19日 無断転載禁止