島根県内教員 ICT活用に理解深める 出雲・学聞館夏季セミナー

タブレット端末を使って記事検索を体験する参加者
 新聞を教育に生かす取り組み「NIE」の夏季セミナーが19日、島根県出雲市斐川上庄原の山陰中央新報製作センター「しんぶん学聞館」であった。県内の教員ら23人が、ICT(情報・通信に関する技術)の活用について理解を深めた。

 日本NIE学会常任理事で奈良女子大付属中等教育学校の二田貴広教諭(43)が「NIEを支援するICT活用」と題して講演した。

 二田教諭は「NIE活動には、コミュニケーション力や問題解決力など、これからの社会を支え、生きるのに必要な『21世紀型学力』を育てる効果がある」と強調した上で、より豊かなNIE活動にICTが有効とした。

 実践例として、生徒がインターネット電話「スカイプ」で海外にいる新聞記者にインタビューした授業や、タブレット端末を使って記事をスクラップし、学校向けSNSで共有する事例などを紹介した。参加者も実際にタブレットで記事や写真の検索を体験した。

 NIE実践指定校・出雲市立荘原小学校の槇原将人教諭(26)は「ICTは子どもの理解を助けるツールだと思う。できることから実践したい」と話した。

 セミナーは県NIE研究会、県NIE推進協議会が年4回開いている。

2016年8月20日 無断転載禁止

こども新聞