女子板飛び込み 三上逆転 輝くメダル

 全国高校総体(インターハイ)「2016 情熱疾走 中国総体」第23日は19日、広島、岡山両県で水泳競技が行われた。飛び込みの女子板飛び込みで三上紗也可(米子南)が523・25点で、鳥取県勢女子初の優勝。1年生ながら、県勢女子最高と並んだ高飛び込み準優勝に続く快挙を果たした。

 競泳の女子100メートル自由形で横山雅(鳥取城北)は予選19番目の58秒41で落選したが、自らの鳥取県記録を0秒08更新した。

 島根、鳥取両県を含む中国5県で行われた中国総体は20日、7月28日から24日間の全日程が終了。水泳競技の最終日で飛び込み男子高飛び込みの安部勇佑(松徳学院)、競泳女子100メートル平泳ぎの落部緋菜子(米子北)が入賞を狙う。


 演技に集中 満面の笑み

【飛び込み・女子板飛び込み決勝】自由選択飛び2本目の「後ろ宙返り2回半えび型」で63・00点をマークした三上紗也可(米子南)=ローズアリーナ
 女子板飛び込みで1年生女王が誕生。高飛び込み準優勝の三上紗也可(米子南)は表彰台のさらに一段上に立ち、満面の笑みで「自分の演技に集中できた」と振り返った。

 予選トップで、10本勝負の決勝へ。前半の制限選択飛び5本も安定した演技で首位をキープした。

 後半の自由選択飛び5本のうち、1本目は苦手な助走から入る「前宙返り3回半えび型」。踏み切りはうまくいったが、ホッとした気持ちの隙が、入水のミスにつながり、2位転落。2本目以降、首位が入れ替わるし烈な争いとなった。

 が、心の中で「大丈夫、大丈夫」と繰り返した。気持ちの安定が、好演技につながった。入水の意識も高め、60点台を連発。2位で迎えた5本目の「前宙返り2回半1回ひねりえび型」でこの日最高の69・00点をマークし、最後でひっくり返した。

 リオデジャネイロ五輪高飛び込み8位入賞を果たした、高校2年の板橋美波が、不在の大会。狙って優勝を奪った。中学校の全国大会とも重なり、普段指導を受けるコーチなしで臨んだ。「自分で考えてやることを学べて、いい経験になった」。輝くメダルとともに大きな自信をつかんだ。

2016年8月20日 無断転載禁止

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