きらめく星 天の川を見に行こう

真っ直ぐに立つ天の川=8月4日、大田市の三瓶山・北の原で撮影(さつえい)
街中(まちなか)でも可能性(かのうせい)あり

 ある調査(ちょうさ)によれば、日本人の7割(わり)が天(あま)の川(がわ)の見えないところに住んでいるそうです。多くの人の家が、街中(まちなか)にあるということでしょう。でも、家から少し離(はな)れれば、天の川が見られる場合もあるのではないでしょうか。とりわけ山陰(さんいん)では、そういうことが多いと思います。

 天の川を見に行きましょう。街から遠い山や海辺などは最高の場所です。空に目を向け、薄(うす)い雲のようなものが星と重なって見えれば、それが天の川です。

 街中でも、公園や高台など、空が開けた所で、街灯(がいとう)などの明かりが近くになければ、見える可能性(かのうせい)があります。昼間のうちに良さそうな場所を見つけておきましょう。遠くにしても近くにしても、夜には、子どもは必ず大人と一緒(いっしょ)に出かけてください。

 さて、場所だけでなく、いつ見るかということも大切です。日が暮(く)れてから1時間半以上経(た)ち、月が出ていないときなら、天の川が見やすい暗い空になっています。

 例えば、今日8月24日は、午後11時近くまで月が昇(のぼ)ってきません。松江(まつえ)での日の入りは6時45分ごろなので、1時間半後の8時15分には良い条件(じょうけん)となります。

 今後9月初めまでは、午後8時すぎから10時に月は出ておらず、天の川がよく見えます。今まで見たことがないという人も、チャンスですのでぜひ探(さが)してください。

 七夕(たなばた)のある7月あたりが見ごろと思われるかもしれませんが、今の時季(じき)の天の川は、南西の地平線から真(ま)っ直(す)ぐ立って、空を真半分に分けるように頭上に伸(の)びる眺(なが)めが見事です。

 (島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ))

2016年8月24日 無断転載禁止

こども新聞