輝(き)らりキッズ 柔道全国大会頑張るぞ

全国大会に向けて稽古に励む要戸奏風君(手前)=島根県隠岐の島町西町、西郷武道館
28日出場 中、高校生ら相手に稽古(けいこ)

 学年別 45キロ超級の島根代表

   要戸 奏風(ようど かなた)君(隠岐・西郷小5年)


 島根県隠岐(おき)の島町西町の西郷武道(さいごうぶどう)館で、少年柔道クラブ「隠岐柔友(じゅうゆう)会」(田中勤(たなかつとむ)代表)の幼児(ようじ)や小中学生が、「強くなろう」「体と心も鍛(きた)えよう」など願いながら、この夏も懸命(けんめい)に稽古(けいこ)に励(はげ)んでいます。その中に大きな声を張(は)り上げ、中学生らに挑(いど)む西郷小学校(同町西町)5年の要戸奏風(ようどかなた)君(10)の姿(すがた)もありました。要戸君は28日に三重(みえ)県である「第13回全国小学生学年別柔道大会」に5年男子45キロ超(ちょう)級の島根県代表として出場する選手です。

 要戸君は、兄の西郷中学校(同町栄(さかえ)町)1年、一颯(いぶき)さん(13)が同会で柔道を学んでいたことがきっかけで5歳(さい)の時に入門。妹で西郷小学校1年、風和(ふわ)さん(6)も今春入会しました。今年から、きょうだい3人で稽古に汗(あせ)を流しています。

 同会では町内の5歳児から中学3年生までの男女約35人が週4回程度(ていど)、体力作りや受け身、寝技(ねわざ)、打ち込(こ)みなどの稽古に励んでいます。会を卒業した高校生らも時々訪(おとず)れ、後輩(こうはい)たちの相手を務(つと)めることもあります。インターハイ柔道男子個人(こじん)60キロ級3位入賞の隠岐水産高校(同町東郷(とうごう))の田中廉平(れんぺい)さん(17)もその一人です。

仲間と稽古について振り返る要戸奏風君(右から2人目)=島根県隠岐の島町西町、西郷武道館
 要戸君も、あこがれている田中さんによく稽古をつけてもらいます。「動かされ、投げられたりと、鍛えてもらっています。苦しい時もあるけど、やらなければ強くなりません」と強者にも逃(に)げることなく挑んでいきます。指導(しどう)する田中代表(44)も要戸君を「元気がある選手」と話し、見守っています。

 同会からこの8月、新潟(にいがた)県であった「第47回全国中学校柔道大会」に西郷中学校3年の門脇(かどわき)カーロさん(14)=男子50キロ級=、同、藤田大翔(ふじたひろと)さん(15)=同60キロ級=、同1年、田中のんさん(13)=女子57キロ級=の3人も出場しました。卒業生の田中さんも含(ふく)めて先輩たちの活躍(かつやく)に要戸君も刺激(しげき)を受け、一層(いっそう)稽古に集中。新たな技も学んでいます。

 全国大会出場は、5月に東京都であった「第36回全国少年柔道大会」(団体戦のみ)以来、2回目です。 その時は予選リーグで敗退(はいたい)。「初戦はびびって技がかけられないなど悔(く)いが残った試合でした」と振(ふ)り返り、その経験(けいけん)も生かして28日は臨(のぞ)みます。「目標は2回戦まで勝ち上がることです。声を出して悔いの残らない試合をしたいです」と気合十分に話しています。


≪プロフィル≫

【好きな食べ物】ラーメン

【好きな教科】体育

【好きな歌手】西野カナ

【好きな色】赤

【尊敬(そんけい)する人】田中廉平(れんぺい)選手

2016年8月24日 無断転載禁止

こども新聞