女子ログ 夏祭り

 先日、実家に帰り、地元の夏祭りに行きました。私の子供の頃から続いているお祭りです。小学生の頃は毎年楽しみで、神様にお参りして、金魚すくいやヨーヨー釣り、花火を楽しんだものでした。それが中学生になると興味を失って行かなくなり、そのまま故郷を離れて数十年。今回、母に誘われて久しぶりに出かけました。ご近所の懐かしい皆さんに再会し、「もとわちゃんお帰り」「元気にしちょったかね?」と、昔と変わらない調子で声をかけられ、温かい気持ちになりました。

 共働き家庭だったので、子供の頃は夏休みになるとずっと友達と遊び回っていました。虫捕りや川遊び、畑の収穫の手伝い(という名の邪魔)など、懐かしい思い出です。あの頃はどこで遊んでいても、近所の誰かが「どこ行くの?」「気を付けてね」などと声をかけてくれました。振り返ると、たくさんの大人に見守られて育ったのだと思います。

 今は借家暮らしだからか、隣近所の方とはあいさつを交わす程度。子供たちが遊んでいてもどの家の子だか分かりません。あいさつ程度の声はかけますが、不審がって返事をくれない子もいます。今どきこんなものだと思っていましたが、久しぶりの夏祭りで人とのつながりのありがたさを感じました。来年のお祭りは、ご恩返しのつもりでお手伝いしようかと思っています。

     (出雲市・もとわ)

2016年8月26日 無断転載禁止