輝(き)らりキッズ 強肩生かし楽しく挑戦

ジャベリックボール投げのフォームを確認する上田智子さん=大田市鳥井町
ジャベリックボール投げ

 全国小学生陸上島根予選 ただ一人40メートル超(ご)え

   少年野球の中軸(ちゅうじく)選手

   上田 智子(うえだ ともこ)さん(大田・鳥井小6年)



 大田(おおだ)市立鳥井(とりい)小学校6年の上田智子(うえだともこ)さん(12)は、投てき種目「ジャベリックボール投げ」に今年から取り組んでいます。熱心に続けている野球の経験(けいけん)を生かし、同種目で40メートルを超(こ)える記録を残しています。今年夏に開かれた全国小学生陸上競技(きょうぎ)大会島根県予選会では優勝(ゆうしょう)を果(は)たしました。8月に開催(かいさい)された全国大会に出場し、大舞台(ぶたい)を経験するなど成長を続けています。

 上田さんは家族の影響(えいきょう)で小学2年生から野球を始めました。現在(げんざい)は大田市の少年野球チーム「STブルーウィングス」に所属(しょぞく)しています。

 同チームは2~6年生までの15人で活動しており、上田さんはレギュラーでレフトを中心に守っています。強肩(きょうけん)で打者としては中軸(ちゅうじく)を任(まか)されています。

練習を振り返る上田智子さん(左)らSTブルーウィングスのメンバー=大田市鳥井町
 野球については「みんなと協力してできるところが楽しい」と語ります。

 週に4~5日間、大田市鳥井町の同校近くのグラウンドなどで約3時間練習を行い、汗(あせ)を流しています。継続(けいぞく)的な野球の練習を生かす形で、新しい投てき種目のジャベリックボール投げを2016年春から行っています。

 「ソフトボール投げは45度の角度で投げるようにしているが、ジャベリックボール投げでは60度程度(ていど)の角度で投げるようにしている」とし、投げ方を意識(いしき)しています。

 これまでの努力がジャベリックボール投げの結果に現(あらわ)れています。

 6月に松江(まつえ)市内で開かれた第32回全国小学生陸上競技大会島根県予選会で、42メートル89を記録して優勝し、全国大会への出場権(けん)を獲得(かくとく)しました。

 同予選会では上田さん1人が40メートルを超える記録で、2位の選手に5メートル以上の差をつけたといいます。上田さんは「1位が取れてうれしかった」と振(ふ)り返りました。

 上田さんは8月中旬(ちゅうじゅん)に横浜(よこはま)市で開かれた全国大会に出場しました。晴れ舞台での緊張(きんちょう)感もあり、普段(ふだん)通りの実力が出せず、入賞を逃(のが)しました。

 ジャベリックボール投げでの上田さんの目標は50メートルです。「記録が伸(の)ばせると楽しい。今後も大会があれば参加していきたい」と意欲(いよく)を示(しめ)しました。


≪プロフィル≫

【好きな教科】算数

【好きな食べ物】イチゴ

【好きな言葉】集中

2016年8月31日 無断転載禁止

こども新聞