全米テニス特派員便り 熱気、日に日に高まる

アーサー・アッシュ・スタジアム前の大型モニターでラファエル・ナダル選手の4回戦を観戦するファンたち。注目度の高まる第2週に入った=4日、ニューヨーク
 いよいよ第2週。今年のグランドスラム大会もあと1週間となった。錦織圭選手は2年ぶりの4回戦進出。四大大会で年間全て16強以上は初めてだ。

 全米4回戦といえば、2年前のミロシュ・ラオニッチ選手(カナダ)との死闘が記憶に新しい。試合時間4時間19分。終了時間は全米史上最も遅い記録と並ぶ午前2時26分。その試合の勝利で決めた準々決勝進出は日本勢男子92年ぶりだった。

 運動担当になって半年だった記者は、松江でテレビ観戦。地元の関係者取材も合わせて決勝まで続く、時差13時間の昼夜逆転生活が始まったのが、あの試合だった。

 4回戦は一桁シードを背負うトップ選手にとって、ノルマとも言えるベスト8を懸けた一戦。言うまでもなく、簡単ではない。

 一足早く4日(日本時間5日)に行われた試合で「ビッグ4」の一角、第4シードのラファエル・ナダル選手(スペイン)は4時間7分の激闘の末、第24シードに敗れた。

 会場のセンターコート、アーサー・アッシュ・スタジアム前の噴水広場は立すいの余地なし。群衆が巨大モニターで戦いを見守っていた。注目の第2週。最終日までいけば、どれほどの熱気、熱狂が待っているのだろうか。

 (地域報道部・鹿島波子)

2016年9月6日 無断転載禁止