輝(き)らりキッズ 少年剣道 さあ都道府県対抗、稽古に熱

稽古に励む遠藤大成君=境港市上道町、上道小学校
地元チーム主将(しゅしょう) 仲間を引っ張る

 県代表5人に選出

   遠藤 大成(えんどう たいせい)君(境小6年)


  境港(さかいみなと)市の少年剣道(けんどう)チーム境港松濤館(しょうとうかん)で、主将(しゅしょう)としてチームを引っ張(ぱ)るのが、遠藤大成(えんどうたいせい)君(12)=境小学校6年=です。9月18日に、大阪(おおさか)市の府民共済(きょうさい)スーパーアリーナで開かれる全日本都道府県対抗(たいこう)少年剣道大会に、鳥取県代表選手5人のうちの1人として出場することが決まり、いっそう稽古(けいこ)に熱が入ります。

 剣道を始めたのは5歳(さい)のとき。テレビで放映(ほうえい)されていた戦隊ヒーローにあこがれたのがきっかけでした。田長清(たながきよし)館長(67)の指導(しどう)を受け「館長に言われたことを素直(すなお)にやれば勝てる」と熱を入れ、めきめき腕(うで)を上げました。6年生になって、主将になりました。

 得意技(わざ)は、相手がコテを打ってきたところを竹刀(しない)で受け、メンを打ち返す「コテ返しメン」。「大きな声を出して、集中して稽古するようにしている」と話す通り、厳(きび)しい稽古にも率先(そっせん)して取り組む姿(すがた)は、仲間の見本になっています。

 田長館長も「努力家で、こつこつ稽古に励(はげ)む」と、剣道に向かう姿勢(しせい)を高く評価(ひょうか)。ともに稽古に打ち込(こ)む同級生の喜多村侑生(きたむらゆうき)君(12)=境小学校6年=も「一緒(いっしょ)に頑張(がんば)っていきたい」と話します。

田長清館長(左)の指導に耳を傾ける境港松濤館のメンバー=境港市上道町、上道小学校
 強豪(きょうごう)の松濤館ですが、新しいチームになってから、なかなか思い通りの活躍(かつやく)ができませんでした。

 しかし、7月下旬(げじゅん)に東京都千代田区の日本武道(ぶどう)館で開かれた第51回全国道場少年剣道大会で、チームは大躍進。全国の強豪537チームが出場してしのぎを削(けず)った大会で、5回戦に進出しました。

 3番手の中堅(ちゅうけん)で出場した遠藤君も、1回戦は見事な2本勝ちを収(おさ)めました。2回戦は負け、3回戦は引き分けたものの、4回戦では見事に勝利。5回戦は京都府の強豪チームが相手。自身は引き分けたものの、チームは1-3と惜(お)しくも敗れました。しかし、全国の強豪を相手に大健闘(けんとう)。「チーム一丸(いちがん)となって、自分の剣道ができた」と満足そうに話します。

 あこがれは、大阪府警(けい)の寺本将司(てらもとしょうじ)さんや、神奈川(かながわ)県警の高鍋進(たかなべすすむ)さんです。2人とも、日本一を決める全日本剣道選手権(けん)大会で優勝(ゆうしょう)を果(は)たした剣士です。「相手の技を瞬間(しゅんかん)的に判断(はんだん)して、打ち返すところがすごい」といいます。

 「館長の指導を守って、意識(いしき)を高くして稽古に励みたい」と力を込める遠藤君。9月には、県代表の一員として全国大会に臨(のぞ)みます。頂点(ちょうてん)を目指し、竹刀を振(ふ)る手に力が入ります。


≪プロフィル≫

【好きな言葉】平常心(へいじょうしん)

【好きな教科】体育、社会

【好きな食べ物】ハンバーグ

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】警察官(けいさつかん)

2016年9月14日 無断転載禁止

こども新聞