女子ログ 泥まみれの愉快な仲間

 主人の同僚から誘われて始めた泥田バレー。ボス的存在の女性リーダーを中心に、友人や仕事仲間、親戚を巻き込んだ老若男女の数十人のメンバー。毎年新たな出会いもあり、一緒に田んぼで泥だらけになって仲良くなり、プレー後にはバーベキューでお互いをねぎらう。結成当初に皆で作った名前入りウエアは今も健在だ。

 最初の頃は大会に出ても予選敗退ばかりだったが、年を経るごとに強くなった。初めて本選に残ったとき、うれしさのあまり男性陣が祝杯をあげ、本選ではグダグダになり惨敗。女性陣からブーイングが出たのも良い思い出だ。

 ここ数年は松江市竹矢町で開催される「どろんこバレーボール」に参加。今年は選手として参加できず、泣く泣く主人に思いを託し、スマホを握りしめながら予選通過を祈った。リーダーがLINE(ライン)に仲間やプレーの様子を写真やメッセージでアップして伝えてくれる。予選通過もリアルに伝わった。

 今年は3位。賞品は地元産「つや姫」。主人は決勝戦にあと一歩で届かなかった悔しさをにじませていた。日焼けした笑顔とお土産の重さに、皆の頑張りが詰まっていて、じんときた。

 翌朝、階段を駆け降りてきた主人は食卓で丁寧に新聞をめくった。口元を少し上げて写真を見る姿に、私もつられて笑顔になった。

  (出雲市・こいちゃん)

2016年9月27日 無断転載禁止