輝(き)らりキッズ 全国大会目標 懸命に練習

レシーブ練習に打ち込む吉田光君=江津市桜江町川戸、桜江小学校体育館
桜江(江津)バレーボールクラブJr.

 創部(そうぶ)15年 初の男子選手 7月入部、基本(きほん)学ぶ

   吉田 光(うえだひかる)くん (江津・桜江小2年)


 江津(ごうつ)市桜江(さくらえ)町川戸(かわど)の桜江小学校の児童13人が所属(しょぞく)する「桜江バレーボールクラブJr.(ジュニア)」に今年、創部(そうぶ)15年目で初めての男子選手が誕生(たんじょう)しました。2年の吉田光(よしだひかる)君(7)です。姉で主将(しゅしょう)の6年、あおいさん(11)を目標に一生(いっしょう)懸命(けんめい)、ボールを追い、練習に打ち込(こ)んでいます。

 同クラブは、桜江小学校の体育館で週3回、練習をしています。光君の父渉(わたる)さん(38)が同クラブのコーチ、母かおるさん(40)がマネジャーを務(つと)めていることから、光君は入部前から何度も体育館に足を運び、ボールで遊んだり練習風景を見たりしていました。

 光君がバレーを始めようと思った一番の理由は、チームを引っ張(ぱ)る姉あおいさんの存在(そんざい)。ひた向きに練習し、強烈(きょうれつ)なサーブを次々に決めるあおいさんを見て「すごいなあ。僕(ぼく)もやってみたい」と、入部を決意したといいます。

小林峰登監督(右)の話を聞く吉田光君(左から5人目)=江津市桜江町川戸、桜江小学校体育館
 7月に入部したばかりの光君の練習メニューは、アンダーパスやレシーブ、サーブといった基本技術(きほんぎじゅつ)が中心。それでも「サーブを打つのは楽しいし、スパイクレシーブの動きも早く覚えたい」と一生懸命で、練習中の声出しも手を抜(ぬ)かず、用具の準備(じゅんび)や片(かた)付けは率先(そっせん)して行います。

 指導(しどう)する小林峰登監督(みねとかんとく)(54)は、光君の運動能力(のうりょく)の高さを評価(ひょうか)するとともに「何より性格(せいかく)が素直(すなお)。言われたことを忠実(ちゅうじつ)にしようと努力するので、教えたことの吸収(きゅうしゅう)が早い」と、競技(きょうぎ)に取り組む真摯(しんし)な姿勢(しせい)に感心しきり。あおいさんも「技術的にはまだまだだが、声をしっかり出すなど、バレーが好きだという思いは伝わってくる」と弟の頑張(がんば)りを応援(おうえん)します。

 同クラブではまだ試合に出られない光君ですが、江津市内の男子児童でつくる合同チーム「江津ジュニアバレーボールクラブ」ではすでに試合の出場経験(けいけん)があります。市内にバレーをする男の子が少ないため、合同チームでは2年生の光君もコートに立つ機会があり、市外の上級生中心のチームと対戦します。

 今の目標は「もっと上達して全国大会に出場すること」。自宅(じたく)に帰ってからも、渉さんやあおいさんを相手に自主練習に励(はげ)むなど、旺盛(おうせい)な向上心で夢(ゆめ)に向かって技術を磨(みが)いています。


≪プロフィル≫

【好きな教科】体育

【好きな食べ物】カレーライス

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】バレーボール選手

【尊敬(そんけい)する人】お父さん

2016年10月12日 無断転載禁止

こども新聞