輝(き)らりキッズ 目指すは小学校6連覇

稽古に励(はげ)む錦織和奏さん=安来市安来町、十神小学校体育館
島根県内学年別女子の部5連勝中

 安来(やすぎ)剣道スポ少団長

  錦織 和奏(にしこおり わかな)さん
         松江(まつえ)・出雲郷(あだかえ)小6年



 安来(やすぎ)市の「安来剣道(けんどう)スポーツ少年団(だん)」で現在(げんざい)、団長を務(つと)める松江(まつえ)市立出雲郷(あだかえ)小6年、錦織(にしこおり)和奏(わかな)さん(12)。持ち前のスピードあふれる攻(せ)めと強い闘志(とうし)で、同年代で県内トップクラスの実力を誇(ほこ)ります。

 3人きょうだいの末っ子で、姉・諒果(りょうか)さん(17)、兄・孝基(こうき)さん(14)も剣道をします。松江市の道場で2人の稽古(けいこ)を見学したとき、道場に来ていた小学生の女の子に優(やさ)しく接(せっ)してもらい「友達になりたい」と考え、4歳(さい)から剣道を始めました。その後、小学1年生の終わりに安来剣道スポーツ少年団に入りました。

論語を声を出して読み上げる安来剣道スポーツ少年団のメンバーたち=安来市安来町、十神小学校体育館
 毎週4回、松江市東出雲(ひがしいずも)町の自宅(じたく)から、稽古場所の安来市立十神(とかみ)小学校体育館(安来市安来町)や安来市民体育館(同)に通います。稽古では中学生のグループに入り、年上相手にも互角(ごかく)以上に渡(わた)り合います。指導(しどう)する木戸精一(きどせいいち)さん(67)は「竹刀(しない)を振(ふ)るスピードが速く、切れ味も鋭(するど)い。なにより男子や年上相手でも、ひるまずにどんどん攻める強い気持ちを持っている」と高く評価(ひょうか)します。

 得意技(わざ)は相小手面(あいごてめん)です。相手が小手を打ってくるところを小手で応(おう)じ、さらに面を打ち込(こ)む技です。足さばきや竹刀の動きにスピードが求められる難(むずか)しい技ですが「決まるととても気持ちがいい」と話します。

 9月18日に大阪(おおさか)市で開催(かいさい)された全日本都道府県対抗(たいこう)少年剣道優勝(ゆうしょう)大会の小学生の部に島根県代表として出場しました。5人の団体戦メンバー唯一(ゆいいつ)の女子で2番手の次鋒(じほう)を務めました。

 予選リーグ第一試合で島根県代表は4-1で山形県代表に勝利。錦織さんは1本勝ちで1勝し、チームの勝利に貢献(こうけん)しました。

 続く第2試合では、石川県代表に惜(お)しくも1-2で負け、予選リーグは突破(とっぱ)できませんでした。錦織さんは2本負けで1敗し「次のメンバーにつなぐ戦いをしないといけないのに、自分勝手に戦って負けてしまった」と悔(く)やみます。全国大会出場選手の技の豊富(ほうふ)さを肌(はだ)で感じる良い機会になり、稽古にさらに熱が入ります。今月9日に広島市で開催された全国道場少年剣道選手権大会の小学生女子個人の部にも、島根県代表として2年連続出場しました。

 今後の大きな目標は来年3月に松江市内で開催される島根県小・中学生・高校生学年別剣道選手権(けん)の優勝です。県内各地から選手が集まり、個人(こじん)戦で競う県内トップクラスの大会で、これまで女子の部1年生から5年生まで5年連続で優勝しています。「一戦一戦、粘(ねば)り強く勝ち上がって6連覇(れんぱ)したい」と、小学生の全学年制覇(せいは)を目指し、竹刀を握(にぎ)る手にも力がこもります。 


≪プロフィル≫

【好きな教科】体育、音楽

【好きな食べ物】果物、肉

【趣味(しゅみ)】ピアノ

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】美容師(びようし)

【尊敬(そんけい)する選手】

     福間華月(ふくまかづき)さん(大社高)

   

2016年10月19日 無断転載禁止

こども新聞